鴻風俳句教室

皆さんのホームページです
写真と俳句で美を追求しましょう
そしてこの世に生まれてきた証を残しましょう
 

馬優し御者の午睡の深眠り

2007年06月26日 07時22分29秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
 じぃじは動物の中で馬が一番好きだ。
 馬の目のなんと優しいことだろう。

 道の傍らに、馬車をとめて、御者が眠っている。
 馬はおとなしく目を閉じていたが、
 馬も御者も疲れているのであろう。

 じぃじが近づくと、目を開いて、微笑んでくれた。

 1匹の虻がまとわりついている。

日記@BlogRanking

 たくさんの方々の、ご訪問に感謝いたします。
 昨日寝るときには、9位でしたが、今朝起きてみましたら、
 5位となっており、シンジラレナ~~イ思いです。
 わたしが寝ている間にも、たくさんの方が、
 訪れてくださっている。<(_ _*)> アリガトォ。
 ほんとうにありがとうございます。

 今日もたくさんの方のご声援で、上のボタンを、
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 黒龍江省の佳木斯は、朝から猛烈に暑いです。

鳥かごへ寄する薫風鳴きあはす

2007年06月25日 08時17分48秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
 
 自転車に一人で3個ほど持ってきた鳥かごを吊るしてゆく。

 鳥の名はわからないが、目の回りに白いアイシャドウの入った
きれいな鳥である。

 今に鳴くだろうと見ていたが、ついに声は聞かせてくれなかった。

 じぃじも、利尻にいた時に、鶯と駒鳥を飼ったことがあるが、
すり餌の場合、毎朝早くエサを作るのが大変であった。

 鳥かごがすこぶる立派である。

日記@BlogRanking

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涼風の通ふ湖面や夜の公園 

2007年06月25日 01時13分00秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
 明るいうちに撮った下の写真の公園の門がよると共に一変した。

 中国の建物は、ネオンで飾るところが多いが、公園の門も赤一色で
 かたどられている。これこそ中国らしいとこれである。

 夜になると共に、どこからこれだけの人が集まったのかと思われるほど
 少しばかり肉付きの良い、オバサンやお姉さんや叔父さんが集まり、
 デイスコダンスをアレンジした音楽で、踊りまくっている。

 これもまた。中国の現状である。

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夏日射す公園の門の屋根瓦

2007年06月25日 00時40分40秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
 子供のために作られた公園だという。

 それなのに子供の姿は見えず、ご老人たちの憩いの場となっている。

 鳥かごを持ってきて、木の枝に下げ、日がな眺めているもの。
 囲碁を打ち、麻雀をし、トランプに興じている。

 健康のためか、小石を敷き並べた上をひたすら歩いている人。
 踊りを踊っているもの。気孔をやっているもの。

 公園を一回りするだけで、いかにご老人が多いか。
 中国も高齢社会に入り込んだ。

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緑蔭や麻雀を打つ音の冴え

2007年06月24日 00時41分42秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
 
 中国の麻雀はともかく早く上がればいいらしい。
 一度打って見たいとは思うのだが、
 なかなかそのチャンスがない。

 日本のように、捨てパイを並べるわけでもなく、
 真ん中にどんどん捨ててゆく。ドラもない。
 役もあるのかないのか判らない。

 ともかく早く上がれればいいようである。
 日本のように、役作りをするという楽しみも、あるのかないのか。
 見ていると、やたらにポンをする。ポンポン麻雀だ。 

 見ていると、歯がゆくなる。
 だれか上がると、点棒のやり取りではなく、
 そのつどトランプが行き来している。

 あとで清算をするのだろう。
 麻雀は、やはり日本のルールがいい。

 

夏至の日が注ぐ花々 鳩は群れ

2007年06月23日 10時38分33秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ

大学本部の前庭は広大な空間である。

 そこにしつらえた、花鉢の芸術。

 植木屋が、鉢に入った花をトラックに積んでくる。

 トラックから鉢を下ろしながら、どんどん並べてゆく。

 手馴れているとはいいながら実に鮮やかで手早い。

 1時間ほどで、植木鉢の花壇を作りあげてしまった。

 中国では地面にしつらえる花壇よりも、

 こうした鉢を並べる花壇の方が主流のようだ。

 雪が降る前に、鉢を回収に来るのだろう。

端午過ぎ五色の糸えを手渡さる

2007年06月23日 00時16分42秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
 「老師、端午節前に先生に渡したかったんだけれど、
 恥ずかしくて渡せませんでした。
 でも、先生に上げようと思って、買ったんです。
 貰ってもらえますか?」といって、
 写真の五色の糸で作った飾り物を、恥ずかしそうに手渡してくれた。
 
 「ありがとう。佳木斯大学の、
 思い出のひとつに大事にとって置くよ。アリガトウ。」と
 受け取った。
 
 「どういたしまして。」ということばが、心地よかった。 

米を買ひ肉買ひ夏至の日暮れ時

2007年06月22日 08時05分08秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
米を買って来た。

 ひとりで生活をしていると、1ヶ月に5キロの米が
じぃじの胃袋に入ってゆく。

 それが多いのか少ないのか、わからないが、5キロの米が
1月で消えて行く。

 買って来た米がなくなったときに日本に帰れると思うとすごくうれしいよ。

 ここに来たときに、5キロ入りのビニールの袋に入った高級米を買った。
35元(525円)もした。
 しかし、それほどおいしいとも感じなかった。

 次には、みんなが買っている、量り米をかってみた。
5キロ12元(180円)だ。
 前に買った高級米と少しも違わない。

 量り米は、大きな四角の木の入れ物に入っており、
自分が欲しいだけ、備え付けのビニール袋に入れる。

 入れ物の側には、測ってくれる、売り子さんがいて、
5キロちょうどになるように、微調整してくれる。

 日本もかつては、量り売りだったのにね。

 そうそう、写っている手は、じぃじのものではありませんので。^^




炎天にうなだれ馬車馬歩み行く

2007年06月22日 00時47分38秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
 中国では、まだ馬も立派な運搬係として活躍している。

 昭和20年代には、日本でも活躍していた馬も今では
競走馬以外にはその姿がみられなくなってしまった。

 じぃじが利尻島に渡ったのが昭和25年だったろうか。
 まだまだ、馬が巾を利かせ、人間も、荷物も馬に頼っていた。
そんな時代だった。

 バス・タクシー・馬車が一緒に写っている。
中国は、こんな街でもある。