鴻風俳句教室

皆さんのホームページです
写真と俳句で美を追求しましょう
そしてこの世に生まれてきた証を残しましょう
 

花眼の度進む夜半や荷風の忌

2007年04月30日 21時44分08秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
 明日から中国では「労働節」がはじまる。
 会社では1日から1週間。
 佳木斯大学では1日から12日までだ。

 今日教室に入ったら、教室の3分の2の学生の姿が
すでに消えていた。

 じぃじは、どこに行くという当てもない。
 12日間寝て暮らすのもつらい。
 
 さて何をするか。

>大陸に沈む太陽四月果つ

葱坊主生まるる気配JAZZ聞こゆ

2007年04月29日 19時40分22秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
 日本にいたら、今日は「昭和の日」で祝日だ。
 
 でも、中国は昨日も、今日も、明日も講義がある。
 
 じぃじにとって「昭和」とは「耐乏」の時代の気がしてならない。
 それほど「耐乏」が見にしみこんでいる。
 今は「飽食の時代」だ。なんと幸せな時代だろう。

 前編も後編も耐乏「昭和の日」
 こんな句も出来た。

 昨日、日本の俳句仲間から「お蕎麦」が送られてきた。

 今日の昼に湯がいた。湯が沸く間に葱を刻んだ。
 葱から葱坊主が生まれつつあった。

 じゃがいもからも芽が噴出している。
 夜は、肉じゃがだ。

 

窓に射す春の夕日に身を曝す

2007年04月28日 21時40分26秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
 今日は土曜日なのに、出勤だった。
 1~12日まで佳木斯大学は「労働節」に入る。
 日本ならすんなりこの期間休みになるのだが、
 中国はそうは行かない。今日は何日の分かわからないけれど、
金曜日の講義を行って来たよ。

 今日は、思いがけない小包が届いた。神戸在住の
 男性3人からのものだった。
 俳句で知り合い、慰問箱を送ってくれたのだ。
 こんなうれしいことはないよ。

 春の夕日が、美しかったよ。

春の空汚す煤煙子の叫び

2007年04月27日 20時13分45秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
 「4月15日で暖房が切れます。」と管理人に言われていたんだ。
 4月16日からは、じぃじの住んでいる窓下の煤煙に、
いぶされなくてもすむんだと、思ってその日を待っていたんだ。
 ところが、いまでも、もくもくと煤煙が立ち上っているんだ。
 じぃじは、5階に住んでいる。そのすぐ下に、3本の円筒があるんだ。
 だから、下で煙が立ち上ると。じぃじの部屋など真っ暗闇なんだよ。
 前にこの部屋に住んでいた先生なぞ、この煙で身体を壊して、
日本に帰ったんだ。
 何で、15日が過ぎても煙が立ち上るのかと思ったら、
「学食」だったんだよ。暖房用と思っていた、じぃじが悪いのか、
外国人先生を、窓も開けられないような、
こんな部屋に住まわせる大学が悪いのかな?
エレベーターもないんだよ。じぃじには堪えるよ。
 なんだか、むかついてきたよ。^。。^

 昨日、馬の写真を貼ったんだけれど、
写真のところを触っているうちに、消えてしまったんだよ。
 老人に親切にしてくれる、心やさしい方よ、
 写真の戻し方を、わかりやすく、教えてくださいね^^

打たれつつ馬車春の日に目を細め

2007年04月26日 17時59分44秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
 大学近くの商店に買い物に出かけた。
 店の前を通り過ぎてゆく馬車。
 時に鞭で尻を打たれる。
 これもまた、御者の愛情なのであろうか。
 馬もまた、目を細めているように見えた。
 馬の目のなんとやさしそうなことか。
 中国では、いまだにこんな風景を見ることが出来るんです。

散る花を夢見し涙拭はばや

2007年04月26日 00時00分47秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
 今年は吉野山のサクラを見に行こうと思ったのに。
 なぜか、中国に来てしまっているよ。それも、よりによって黒龍江省の
佳木斯だよ。これで、ジャムスと読むんだけれどね。
 
ここにある「佳木斯大学」で「日本語の先生がいないから、ぜひきてくれと頼まれてね。来る気もなかったんだが、人にたのまれれば「いや」と言えない性格なんだね。

 昨日の夢の中でサクラの花が散っているんだよ。そして、泣いているんだ。
なぜ泣いていたのかは判らない。

 老人だから、もう生い先がないからかな?
 
 人生は短いものだよ・・・

 生きている間に、何でもいいから、生きていたという証を残さなければ
ならないと思うんだ。

 写楽じぃじは「俳句」で、自己表現をしているよ^^
 若い人にも、世界で一番短い17音で、自然と自分とのかかわりを考えて
欲しいんだ。

 だから、このブログをたちあげたんだ^^
 よろしくね。
 老人はいたわってあげてね。