アートプラス京めぐり

京都の探索、記事数6500 いろいろなテーマで京都をめぐります 
京都市外も始めました 先ずは京都南部から

神社伏0076-1   御香宮神社1

2016年10月26日 06時24分21秒 | 神社

 

表表門

元和8年(1622)徳川頼房(水戸藩祖)が寄進した旧伏見城の大手門と伝わる薬医門で、重厚な屋根を腕木でささえているさまは、いかにも城門らしい感がある。また正面4個の蟇股には、中国の故事に因んだ彫刻があり、豪華なそ装飾は見られないが、雄大で豪壮の気あいは桃山時代建築の特徴をよくあらわしている。なお棟の両端に「しゃち」をのせているのは珍しく、城郭形式の名残。

 

 

 

 

 

御祭神は神功皇后、仲哀天皇、応神天皇など九柱を祀る。

社伝によれば、貞観4年(862)境内から清泉が湧き出て、その香気が漂い、その水を飲むとたちまち病が癒えたので、「御香宮」を賜った。

以後、伏見の産土神として人々の信仰を集めたが、度々の兵乱や天災により荒廃した。文禄年間(1592~96)豊臣秀吉は、当社を伏見城内に移し、鬼門の守護神としたが、慶長10年(1605)徳川家康により旧地である当地に戻され、現在の本殿(重要文化財)が建立された。表門(重要文化財)は、旧伏見城の大手門と伝えられている。宝物として、秀吉の寄進した金熨斗付太刀(重要文化財)を蔵する。

境内には、伏見義民文殊九助らの顕彰碑がある。毎年、10月の神幸祭は、伏見祭・花笠祭とも呼ばれ、神輿や花傘、獅子などが出て、盛大に行われる。 京都市

 

昭和15年2月  建立  

紀元2600年 と同じ年だ

 

 

弘化2年  (1844) 

 

文化2年 (1804)

大坂屋七兵衛

播磨屋治兵衛

鳥羽屋 伊助

 

 

伏見城の遺構 主な建物(京都市周辺)

伏見城に関係する建物は、廃城後にさまざまなところへ移築され、リサイクルされました。★のついているものは豊臣時代の伏見城を移築したものですが、それ以外は徳川時代の伏見城を移築したものです。

 

★  源光庵(北・鷹峯) 本堂・血天井

★ 正伝寺(北・西賀茂) 方丈・血天井(元金地院←伏見城←聚楽第)

  観音寺(上・三番町)  三門 

  ➡寺院上0114  観音寺 浄土宗 百叩きの門 よなき地蔵 千人堂 

 

★勝林院宝泉院(左・大原) 廊下・血天井

 大雲寺(左・岩倉) 本堂(寛永年間)

 南禅寺(左・南禅寺) 小方丈

 南禅寺・金地院(左・南禅寺) 方丈

 長楽寺(東・円山町) 本堂(元正伝寺の法堂←金地院か?)

★高台寺(東・下河原町) 表門・傘亭・時雨亭・観月台

★養源院(東・三十三間堂廻り) 客殿;血天井

  ➡  養源院  宗達寺といわれたり、血天井のお寺とも

 

  豊国神社(東・茶屋町) 唐門(元金地院にあり、聚楽第ともいう) 

  ➡  豊国神社

 

  西本願寺(下・門前町) 浪ノ間・虎ノ間・玄関

  ➡  西本願寺の総門 西本願寺  本願寺 太鼓楼  

 

  正行院(下・東塩小路町) 本堂 

  ➡  猿寺と呼ばれています。悪事災難が去る(猿) 正行寺

 

★ 妙心寺天球院(右・花園) 血天井

  二尊院(右・嵯峨二尊院門前) 総門

★ 常寂光時(右・嵯峨小倉山) 本堂

  御香宮神社(伏・御香宮門前町) 表門 

★栄春寺(伏・桃山町丹下) 観音堂・血天井

  東本願寺伏見別院(伏・大阪町) 元徳川向島屋敷か

  醍醐寺三宝院(伏・醍醐)  唐門

  平等院(宇治市) 南門・北門

★平等院浄土院(宇治市) 客殿養林書院

★興聖寺(宇治市)  本堂

★神応寺(八幡市)  書院

 

神社 前回の記事 ➡   神社山0075  蝉丸神社

次回の 記事  ➡  神社伏0076-2 御香宮神社2  伏見義民  桃山天満宮

 

今日の川柳

異常なし途端に歩幅広くなり  /寺田

 

下のユーザー地図で京都市内の記事探索が出来ます。試してみてください。

 

   



最新の画像もっと見る