御所の猿ケ辻
御所の築地塀が折れ曲がった部分の屋根裏に、一匹の木彫りの猿が見られます。烏帽子をかぶり御幣をかついだこの猿は、御所の鬼門を守る日吉山王神社の使者ですが、夜になると付近をうろつき、いたずらをしたため、金網を張って閉じ込められたといわれています。開国派とその反対派がせめぎあう幕末さなかの文久3年(1863)5月、公家で攘夷派の急先鋒の一人であった姉小路公知がこの付近で殺されたと伝えられています。(猿ケ辻の変)
ここにも 猿がいます ➡ 幸神社 御所を三番叟(猿)が見守る
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五七五
幸福な時だと思う朝御飯 /浦
ことわざ
五里霧中