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幸神社 御所を三番叟(猿)が見守る  

2015年08月01日 00時21分29秒 | 神社

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幸神社(さいのかみのやしろ)

日本最古の縁結びの神として知られる当社の祭祀は遠く神代に始まり

天武天皇の白鳳元年(661)に御再興され、

平安京創建時(794)桓武天皇により、皇都の東北の鬼門除け守護神として御造営されました

平安京造営時には社名を「出雲路道祖神」と云い、

江戸時代の初め現在の地に御遷座された際「幸神社」と改められました。

元来は、道をふさぐ神様の意味で「賽の神(さいのかみ)」でしたが、

後に縁結びの神様として有名になり「幸神」の字が当てられました

主祭神に祀られる猿田彦大神は、当社に伝わる道祖神信仰と習合せられ

古くより霊験あらたかな縁結びの神として崇められています。

そして、相殿神に祀られる天鈿女命は、神代随一の踊り手で芸能の始祖として知られ、

また歌舞伎の創始者である出雲の阿国が当社の稚児、巫女として仕えた故実により、

芸能上達を願う人々の崇敬を集めています。

 

本殿東側の壁に祀る三番叟(さんばそう 御幣を担ぐ猿の神像)

は、御所内裏の東北隅の猿が辻に祀られる猿の神像と共に皇都を護っています。

表鬼門である東北の空を雲上にて眺望し、疫神、悪鬼、邪気等の侵入を防ぐ姿を顕しています。

 

 

皇城 鬼門除   出雲路幸神社

大正13年9月 建立

 

本殿   右に末社

 

狛犬 

 

 

 

本殿内部の様子

 

末社の数々

 

 

 

なんと書かれているのでしょう

 

石神さん

 

 

王城・・・  猿田彦太神

 

王城を護る 猿   三番叟  御幣を担いでいます

社の東北にあります

 

 

手水舎

 

燈籠

享保2年(1717)  建立 300年前です

 



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