このろぐ@通翻訳

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8/2 シンゴジラを見た

2016-08-03 00:09:37 | 日記
日本の映画でゴジラは外せない、と思う僕はシンゴジラに多大な期待を寄せていました。

始まった瞬間から終わりまで、
隅々まで気が行きわたったような、
緊張感のある映画でした。

ネタばれはしたくないので、
表面的なところをば。

ゴジラ映画としては最初のゴジラを想像するとわかりやすいです。
メッセージ性が強く、ゴジラの不気味さもトップクラスです。

今回の映画はエヴァンゲリオンの庵野さんが監督と言うこともあり、
政治的な部分や自衛隊の描写などとても細かいところまでリアリティがあります。
自分たちの生活はこういう人たちに支えられているのだなあと、
痛感します。
まあ、逆もしかりでしょうが。

努力ではどうしようもないところもあるけれど、
その中でももがくことはできる。
ゴジラという絶対的な存在に対する人類の意地みたいなものが、
本作を熱い映画にしていると思います。

複雑な用語や難解さは子どもには受けないでしょう。
それでも、何か感じるものはあるだろうとは思いますが。

脅威が迫った時に日本はどう対処するのか、
世界はどう対処するのか、
色々と視覚化した点は、
ドキュメンタリーのようです。
没入感がすごい。

本作はその名に恥じない、真にゴジラ映画でした。

ゴジラのエッセンスを捉え、
映画に収めたというか、
世界を作って暴れさせたというか、
そこにゴジラがいました。

ゴジラを僕達が住む現実世界に連れてきた映画です。

僕は日本映画の歴史に残る名作だと思います。

ゴジラはただのエンターテインメントじゃないのですね。

最近海猿というマンガも読んだのですが、
ドラマ性がこのシンゴジラと通じるものがありました。

世の中の平和は大切にしたいです。


Il y a de l'orage dans l'air, les éclairs zèbrent la nuit noire.


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