このろぐ@通翻訳

日英/英日通訳・翻訳を勉強中。旧このろぐ@フランス(今は日本)

10/3 やっと一回翻訳通訳を教えた

2016-10-03 23:30:26 | 日記
Meetupで立ち上げたイベントで、
今までは翻訳の一般的な話や、
どうやって参入するかという部分を話すくらいだったのが、
用意した教材でサイトラをしました。

教える対象は3名でしたが、
コツを覚えると確実に上達するのが感じられました。

友人や知人が集まって、
気軽に勉強会をするときのコツのようなものを、
体系化できると役に立つかもなと感じました。

ボランティアで気難しい子の勉強の手伝いもしたことがあり、
そのときに学んだのが、
相手のポテンシャルを信じることの大切さだったので、
相手ができるのは当たり前で、
それを引き出す方法を探っていけば、
確実に上達すると思います。

あとは、
圧倒的に自分のほうができるという技術を教えるのが、
一番相手の上達も速い気がします。
まあ、当然でしょうけど。

サイトラの例だと、
いきなり英語の文章を渡して、
一分読んだら、
すぐに翻訳してと言うと、
結構難しいと思います。

僕はその難しいと、
まずは思うことをするのが良いと思います。

これは完璧にはまずできないなと。

すると、出来ないのが当たり前だから、
できるだけやろう、となります。

翻訳だったら、
一回目ミスっても、
もう一度自分の言葉で言い直そう、
と促すと、
かなりきれいな訳ができたりします。

同じことを繰り返せば、
すこしうまくなるのは当然なので、
そのあたり前の積み重ねをさせることができれば、
上達する。

また、最初は難しいと思っていたことが、
数回やるだけでできるようになってくるので、
苦手意識なども解消できると思います。

なので、今のところ僕の思う教えるときのコツは:
1.相手はどこまでも上達すると信じる
2.難しいと思うことをやらせる
3.難しいはずのことを、できるのだと感じさせる

たぶん、3はコツがいるのでしょうね。
ただ、1と2と組み合わせることで、
相手を上向きに出来ます。

簡単、または低いレベルのことが出来たところで、
それは下向きだったり、せいぜい平らな感じです。

高いところが見えないと、
そこに行こうと思えない、
または行けるという実感がわかないでしょう。

不格好でも、
難しいことをして不格好な方が、
簡単なことをして不格好よりも、
ずっとかっこいい。

だから少人数でやるなら、
一足飛びで学べるだろうなと思う。

翻訳と通訳はいろんな教育スタイルを体感しているので、
やはり少人数であることのメリットはすごいと思う。
時間の濃度が違います。

とりあえず分かったのは、
自分の母国語がしっかりしていれば、
原文の英語能力があまり高くなくても、
結構翻訳できそうだなと。

基本は大事だなあ。

先生も面白いなあ。

ぽつぽつと好きなようにやっていきます。


Il pleuvait.







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