![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/a6/e9e4b3f28a19dcf40eea85424cdf564b.jpg)
時は昭和50年代、わたしが小学生だった頃の思い出話です。![]() 二月の厳冬期の遊びと言えば、ミニスキーが流行っておりました。サラサラの粉雪がスキーやソリ遊びに最適でした。 家の近くの公園には高さ3~4メートルほどの小山があって、仲良しの3人で遊びました。 ![]() 「よし、それじゃぁ、思いっきり滑ろう!」 「おー!」 ![]() 「今日は一段と難しそうね」 ![]() 滑走の難度を上げるために、誰かが斜面に雪を盛って、デコボコのコブだらけにしているのです。 ![]() 「あたしから行くよ!」 かよちゃんは、三人の中ではいちばんのお姉さん的存在。 同級生なのに、わたしから見てとても大人に見えていました。 ![]() 運動神経抜群でスポーツ万能、ケンカも強くて、男子は誰もかよちゃんにかないません。 ![]() かよ「やったー! 一発で成功~!!」 「お~! すごい!!」 ![]() 「次、紅葉ちゃん滑る?」 「後から行くよ」 まゆみちゃんは、とてもやさしくて学校の成績も優秀。 三人の中ではかよちゃんに次いで妹分。 (わたしにとっては、二番目のお姉さん的存在) ![]() まゆみ「うわっ!!」 運動はちょっぴり苦手だったのかな…? ![]() 「大丈夫?」 まゆみ「うん、大丈夫~」 ![]() 「じゃあ、わたしも行くよ~」 わたし(紅葉)は、病弱で発育不良、勉強も運動も全く駄目でした。 唯一得意だったのは図画工作。三人の中ではマスコット的存在。 ![]() スキーが苦手だったのでソリに乗っておりました。 紅葉「うわ~!!」 ![]() 紅葉「う~」 かよ「大丈夫かー?」 紅葉「うん」 ![]() かよ「紅葉は相変わらず、派手に転ぶなぁ」 まゆみ「次、わたしも一緒にソリに乗っていい?」 紅葉「うん、いいよ。二人で乗ったらうまく滑れるかな?」 ![]() 三人で過ごす時間はとても楽しいものでしたが、外で遊ぶということは、いつ外敵に襲われるかわからない危険性も大いにありました。 |
つづく…
二人の友だちとの出会いについては、以前#534 北風昏迷録(4)~(11)に書きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)
なんか、可愛いですねぇ
少し意味深な終わりかたですね…
次回も楽しみです
PS
こっちも、ようやく、初雪が降りました
遊べる程じゃないですが
見させて頂きました。
大変な幼少時代で…
前のコメントが少し間抜けですね…
(消して頂いて結構です…)
ふと、僕は「なんで、絵を描いてるんだろう」と考えてみました
答えはまだよくワカりません
僕も、自分の人生を振り返ってみたいと思ってます
「なぜ絵を描いているのか」という自問自答は、「なぜ生きているのか」ということや「人生の意味」について考えるのと等しいと思います。
その答えがどこにあるのか、あるいは答えそのものが存在し得るのか、さらに言えば、それらのことを考えること自体に果たして意味があるのか。わたしにはわかりません。
けれども、世の中の人々を見渡せば、人生のことを考える余りに悩み、倦み、疲れている人もいれば、何も考えないで平気な人もいます。
つまり、考える「必要」は全くなく、考えたければ考えればよろしいですし、考えたくなければそれもまたよろしいということです。
絵も同様、描く「必要」は全くありません。描きたければ描けばよろしいですし、描き無くないなら描かなければよろしいのです。
わたしとしては、「絵を描くこと」の意味を考え続けて悩むことより、好きなだけ絵を描き続けることを選びます。人生の意味について悩むより、今を精いっぱい生きることを選びます。
「描きたいから描く」…今のわたしにはこれだけで十分です。