このは紅葉のお絵かき日記

トランプ大統領・たつき監督・irodoriの味方だよ

#2782 プルシャンブルー(3)

2018年09月27日 | 透明水彩
絵描きは休業中なので引き続きプルシャンブルーの混色サンプルを作ってます。
絵を描くのとは違う単純作業です。
全色・全組み合わせやると決めたわけではないですが、とりあえずプルシャンブルーだけ完走することにします。

今回は青色群とプルシャンブルーの混色です。
絵を描く際にはほとんど使わない組み合わせですが、こういう機会でもないとやらないので、意味はあるかな?

書いてなかったですが、色サンプルのいちばん左側が各絵の具の純色で、右へ行くに従って徐々にプルシャンブルーを足しているということです。

■ウルトラマリンディープ+プルシャンブルー
ウルトラマリンディープはレギュラー色でかつ主要3色筆頭です。
好きすぎて消費量が圧倒的に多い絵の具です。
今回の「青群+プルシャン」サンプルの中で唯一使ったことのある混色だと思います。
絵に使う絵の具は、大抵このウルトラマリンブルーディープを中心に考えて構成するので、ほとんどの絵の具と混色したことがあるはずです。


■ロイヤルブルー+プルシャンブルー
ロイヤルブルーはお試し色。
このプルシャンブルーとの混色はたぶんこれからも使うことがないと思います。

■コバルトブルー+プルシャンブルー
コバルトブルーは一般の人が思い浮かべる「青と言えばこの色」みたいな平均的青かな。
…ですがわたしはほとんど使ったことがないという不遇の青…パレット上には居ますが放置状態…

今回コバルトブルーについて驚いたのは、混色のことではなくて、純色のことです。
サンプル画像のウルトラマリンブルーディープとコバルトブルーの純色(左端)を見比べてください。ほとんど同じに見えますね。
でも肉眼で見ると実物はぜんぜん違う色なのです。
コバルトブルーの方はデジタルと肉眼の色が近いですが、ウルトラマリンブルーディープの色が違いすぎるのです。
スキャナーがウルトラマリンブルーディープの色を正確に拾ってくれないのは以前からわかっていましたがこれほどとは…
わたしはデジタルでしか絵を発表していないので、コバルトブルーとウルトラマリンを使い分ける意味が無い…いや、ウルトラマリンブルーディープを使わない方が良いということになります。

でもやっぱり、いちばん好きな色なのでウルトラマリンブルーディープは外せません。ここはコバルトブルーに退席いただくか…
それともスキャナーをもっと良い機械に買い換える? ウルトラマリンディープの色を正確に拾ってくれる機械があるのかわかりませんが。

■コバルトブルーヒュー+プルシャンブルー
コバルトブルーヒューというのは安価な代替顔料を使ってコバルトブルーに似せて作られた絵の具です。
…のはずですが、本家コバルトブルーとはかなり色が違いますね。
お試し色で、パレット上では本家と相席したまま同居中です。絵の具を出しておく場所が足りないので…

■セルリアンブルー+プルシャンブルー
セルリアンブルーの「セルリアン」は「空色の」と言う意味です。まさしく青空のような明るい青です。
わたしのパレットではレギュラー色です。
文字通り空の色に使ったり、混色で明るい緑を作ったりいろいろです。


■マンガニーズブルーノーバ+プルシャンブルー
元はマンガン化合物を顔料に使ったマンガニーズブルーだったのが製造中止になって、代替顔料で似せて作られた絵の具がマンガニーズブルーノーバです。
レギュラー色です。
セルリアンブルーより明るい透明感のある青で、空や水の色にも使いますが、特にミナト先輩の瞳の色に欠かせない色です。

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