「しもつかれ」とか「しみつかれ」とか言いますが、我が家は「すみつかれ」です。
毎年、鮭の頭をどのように手に入れるのかが、母の思案のしどころでしたが、母の出身地のスーパーから代引きで昨年からお取り寄せしています。
大根は、私の友達のところで、青首でないのを調達しています。
さて、作り方です。
①節分の豆の皮をむく
②サケの頭を二つに割って細かく2~3㎝角に切る。
鰓の横などの薄くて硬いところは外す。
下ゆでして、灰汁をとる。
圧力釜で1時間炊く。
③大根(三浦大根など青首でないもの)、人参を鬼おろしでおろす。
④油揚げを横に2つに切り、縦に5ミリ幅に切る。
⑤①~④に酒粕を砕いたものを加えて煮る。
⑥醤油のみで味を付ける。
家庭によって味付けは違いますが、楽しみにしてくれるご近所の北関東の出身の方も多いので、多くの方がおいしいという味に仕上がっているようです。
ちなみに、母は2種類作ります。
昔、鮭の頭の鮮度が悪く、祖母がそれを嫌ったため、鰹節を代わりに入れたものです。
叔母はこちらしか食べません。
今年の初午もおいしい「すみつかれ」ができました。