KONASUKEの部屋

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ヒメハナマガリアツバ20210603

2021年11月28日 | チョウ目
ヒメハナマガリアツバ。
伊豆半島以西に分布するとされていて、関東地方でもたまに見られるとネット上にはあります。
「北茨城周辺の生き物」には、南東北でも見られるとあるので、笠間市でも見られると思われます。

①前翅内横線
②前翅外横線
※①②細い
③二本の横帯
④環状紋:黒褐色の小点
⑤腎状紋:黄白色、円形で大きい、中央よりやや下側に横線
⑥白色帯:狭く明瞭
⑦亜外縁線:あまり曲がらず素直

RDB
栃木県:その他
分類:
チョウ目ヤガ科クルマアツバ亜科
翅を広げた長さ:
23~36mm
分布:
本州(東北南部以西?)、四国、九州
垂直分布?
成虫の見られる時期:
6~10月(年2化)
越冬形態?
エサ:
成虫・・・腐果など
幼虫・・・不明
その他:
ハナマガリアツバに良く似ているが、より小型。
地色は紫褐色で、細めの内横線と外横線、二本の太い横帯がある。
環状紋は黒褐色の小点。
腎状紋は黄白色、円形で大きく、中央よりやや下側に横線が入る。
(ハナマガリアツバでは楕円形。)
後翅中央の白色帯は、狭く明瞭。
亜外縁線は、あまり曲がらず素直。
下唇鬚は特化せず、第3節の末端は尖る。
触角は♂♀ともに糸状、♂の触角はコブ状の結節を欠く。
(ハナオイアツバでは、♂の触角の中央付近に、コブ状の結節がある。)
♂の前翅の折り返し(costal fold)は発達する。
(ソトウスアツバ、シロテンハナマガリアツバでも同様。)
暖地の蛾だが、現在では南東北でも見られるようだ。
常緑カシ帯に分布する。
灯火にも飛来するようだ。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
渓舟の昆虫図鑑
北茨城周辺の生き物
YAMKEN明石の蛾達
自然観察雑記帳
GGのフィールド紀行2
日本のレッドデータ検索システム
フォト蔵


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