サカハチトガリバ20210326

サカハチトガリバ。
前翅は背中（後縁側）が灰色で、サイド（前縁側）は褐色。

三日月のように前に尖る、独特の髪型（背毛ですが（笑））が素敵♡

①前翅前縁側半分：灰色
②前翅後縁側半分：茶褐色
③暗褐色の横線：「八」の字状
④胸部背の毛：ツノ状に前方に突出、先端部は黒褐色

分類：チョウ目カギバガ科トガリバガ亜科
翅を広げた長さ：３３～４５mm
分布：北海道、本州、四国、九州
　　　平地～山地（主に平地～丘陵）
成虫の見られる時期：４～５月（年１化）
　　　　　　　　　　蛹で冬越し
エサ：成虫・・・樹液、腐果など
　　　幼虫・・・アカガシ、クヌギ、ミズナラ、カシワ
その他：秋田県レッドリスト2019（情報不足）、福岡県RDB2014（準絶滅危惧種）。
　　　　前翅の前縁側半分が灰色、後縁側半分が茶褐色。
　　　　前翅前方と後方から「八」の字を描く傾斜した暗褐色の横線がある。
　　　　後翅は、外縁が薄褐色を帯びる以外は、ほぼ白色。
　　　　胸背面の毛（頸板）はツノ状に前に突出し、先端部は黒褐色。
　　　　触角は♂♀とも葉片状。
　　　　日本固有種で普通種。
　　　　灯火に飛来する。
　　　　幼虫は春～初夏に見られる。
　　　　葉を二枚綴って巣を作る。
　　　　終齢幼虫の体長は約３０～４０ｍｍ。
　　　　背中の中央を黄色線が走り、その両側に、各節二対の黒点が並ぶ。
　　　　土や落葉を綴り、薄い繭を作って蛹化する。
参考：ポケット図鑑日本の昆虫1400①（文一総合出版）
　　　学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫（学研プラス）
　　　Digital Moths of Japan
　　　みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
　　　福岡県の希少野生生物
　　　日本のレッドデータ検索システム
　　　秋田県レッドリスト2019（哺乳類・昆虫類）
　　　虫ナビ
　　　昆虫エクスプローラ
　　　こんちゅう探偵団
　　　北茨城周辺の生き物