KONASUKEの部屋

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エグリヅマエダシャク220425

2022年10月19日 | チョウ目
エグリヅマエダシャク。
壁の上の方にいたので、画像が不鮮明です。
前翅の翅頂~外縁が、「W」字型にえぐれているのが和名の由来。
これが「W」字ではなく、直線的ならキイロエグリヅマエダシャク。

①前翅外横線:緩やかな曲線で、黄色~黒色
②小黒点:白抜き
③前翅頂~外縁に「W」字の切れ込み

分類:
チョウ目シャクガ上科シャクガ科エダシャク亜科
翅を広げた長さ:
♂36~49mm
♀45~51mm
前翅の長さ:
24~26mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
※北海道を含めるサイト・図鑑と、含めないサイト・図鑑がある
平地~山地
成虫の見られる時期:
3~6月、9~11月(年2化)
幼虫・蛹で冬越し
エサ:
成虫・・・樹液や腐果?
幼虫・・・ブナ科、バラ科、ツバキ科、ミズキ科、ツツジ科、スイカズラ科など広食性
その他:
前翅の地色は黄褐色から茶褐色まで個体差がある。
前翅外横線は黄色の滑らかな曲線。
黄色腺の内側に黒色線・黒色鱗のある場合とない場合があり、さらに黄色線がなく黒線のみがある個体もある。
前翅に一対の小黒点があり、白抜き。
前翅頂~外縁にW字状の切れ込みがある。
(切れ込みが直線的だとキイロエグリヅマエダシャク。)
一般に♀の方が外縁の突起が強く、翅の色が明るい。
後翅は淡色で、一対の横脈紋がある。
触角は枝の短い櫛歯状で、♀は特に短くほぼ糸状。
伊豆諸島には別亜種が分布し、本土産より翅の色が暗い。
第2化は冬の初めまで見られる。
通常後翅を見せずに、前翅を開いて止まるが、時に翅を立てて止まることもある。
灯火に飛来する。
各地で普通に見られる。
幼虫は太めのシャクトリムシで、1年中見られる。
終齢幼虫の体長は約45mm。
色合いや模様は、環境によって様々。
参考:
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVE昆虫(学研プラス)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
昆虫エクスプローラ
渓舟の昆虫図鑑
八丈植物公園・八丈ビジターセンター
昆虫写真図鑑
北河内昆虫記
蛾色灯。
北茨城周辺の生き物
山川草木・動物歳時記Ⅱ

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