涸沼川にサケ遡上！

涸沼川にサケが遡上！
場所は笠間市内とだけ言っておこう。
１０匹程度が、縄張り争いをしたり、二匹並んで産卵・受精の体だったり。
１５０枚近く撮って、明らかにサケと言える画像は、この一枚のみ（笑）

11/4に気付いたんだけど。
鯉とは明らかに違うフォルム。
涸沼川は涸沼に注いでいますが、涸沼は海と繋がった汽水湖なので、サケが遡上する可能性は、十分あるでしょうね。
過去にサケの放流が行われていたこともあるし。

KONASUKE父によれば、だいぶ前から遡上しているそうな。
東日本大震災で、東北の川がダメになったからではないか、という人もいるらしいが、ちょっと眉唾（笑）

今日は、一昨日の雨の濁流が流れ込んだため、濁っています。

まぁね。
KONASUKEが子どもの頃は、食品の工場の排水が流れ込んだりしてたし、生活雑排水も流れ放題のドブ川だったから、
「サケなんて放流したって、無意味じゃないの？」
って思ってたけど。
今は条件が変わったよね。
①下水道が普及したこと
②上流にダムが出来て、水量が減ったこと
③現地の下流にあった堰が取り壊されたこと
これらの要素が揃って、遡上・産卵に適してきたのかもね。

でもね、気になる点も。
川の近くには、下水道に繋いでいないであろう家々が散在していること。
なので、圧倒的に少なくなったとは言え、未だに生活雑排水が流れ込んでいる。

川のそばに住んでると、
「川がすぐそばにあるのに、何で下水道につながなきゃなんないの？」
って気持ちになってしまうのかな？
古い日本人の中には、「川にゴミを捨てても、海に流れて行ってしまうから良い。」という幻想があるようです。
まぁ、昔は、川がゴミ捨て場だった時代もあるんですよ。
でもね、自然の許容範囲を超えてしまったから、KONASUKEの子どもの頃にはドブ川だったんでしょう？
多くの市民の負担によって川が浄化されつつあるんだし。
下水道に繋ぐコストや公共下水道使用料は痛いだろうけど、サケが遡上する川を、さらに綺麗にして欲しいですね。

11/6追記
笠間市内の涸沼川の支流では、過去にサケの遡上が観察されていたようです。
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鮭の遡上する川