KONASUKEの部屋

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ヨツボシホソバ幼虫20200414

2020年05月15日 | チョウ目
ヨツボシホソバの幼虫。
背中は灰白色の不規則な細い縦筋模様。
その外側は黒線が走る。
毒針毛があるため、注意が必要。

分類:チョウ目ヒトリガ科コケガ亜科
翅を広げた長さ:第1化♂40~45mm、♀42~48mm
        第2化♂35~40mm、♀40mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   丘陵~山地
成虫の見られる時期:6~7月、8~9月(年1化~2化)
          幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・食べない? 花の蜜?
   幼虫・・・地衣類
その他:♂♀で翅の模様が異なる。
    ♀は翅が橙黄色で、前翅に二対の藍色紋がある。
    (止まっている時は三つに見える。)
    ♂は胸~前翅基部が橙黄色、前縁が青色で、他は黄灰色。
    マエグロホソバに酷似するが、前翅外縁に丸みがなく、四角っぽい。
    一般的に第2化は第1化より小型。
    湿度の高い樹林と林縁に見られる。
    夜行性で灯りに飛来する。
    幼虫は秋~夏に見られる。
    幼虫は毒針毛があり、刺されると発赤と丘疹を生じ、疼痛が激しく、治癒に7~10日かかる。
    終齢幼虫は、体長約30mm
    体毛を綴った粗い繭を作って蛹化する。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
   学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記


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