KONASUKEの部屋

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マエキヒメシャク20200915

2021年01月29日 | チョウ目
マエキヒメシャク。
ウスキクロテンヒメシャクに似ていますが、
①翅全体に黒色鱗を散布する
(ウスキクロテンヒメシャクでは、まばら)
②横線は淡褐色で、ハッキリしない
(ウスキクロテンヒメシャクでは黄褐色でメリハリがある)
③横脈点を欠くことが多い
(ウスキクロテンヒメシャクでは横脈点が明瞭であることが多い)
④後翅は角ばり、突起がある
(ウスキクロテンヒメシャクでは後翅の突起はハッキリしない)
などの点が異なります。

ただし、♀は紛らわしく、交尾器の確認が必要だそうです。
この個体も、ウスキクロテンヒメシャクである可能性があります。

①内横線
②中横線
③外横線
 ①~③はハッキリしない
④横脈点を欠くことが多い
⑤黒色鱗は全体に散布される
⑥後翅は角ばり、突起がある

分類:チョウ目シャクガ科ヒメシャク亜科
翅を広げた長さ:春型24~30mm、夏型20~25mm
分布:北海道(別亜種)、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:4~7月、8~9月(年2化・茨城県5月、7~8月)
          蛹で冬越し?
エサ:成虫・・・花の蜜
   幼虫・・・スイカズラ、ヤナギ、バラ、リンゴ、ノイバラ、タンポポなど
その他:白地に全体に黒い鱗粉を散布し、淡褐色の横線が三本ある。
    後翅は角ばり、突起がある。
    色調や斑紋には顕著な個体変異がある。
    春型は大型で、横脈点を欠くことが多い。
    ♂は後脚脛節の距を欠く。
    樹林と林縁、河川敷、湿地林、果樹園、公園、市街地などで見られる。
    夜行性で、灯火に飛来することも多い。
    普通種で個体数も多い。
    幼虫の体型は細長く、背面は細かい横皺で覆われる。
    終齢幼虫の体長は約25~30mm
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ
   昆虫エクスプローラ
   岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
   自然工房ゆりの木
   てんのむし
   yamasanae
   YAMKEN明石の蛾達

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