KONASUKEの部屋

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クロスジコブガ20200914

2021年01月08日 | チョウ目
クロスジコブガ(個体①)。
前翅に黒色のコウモリのような帯模様があります。

個体②

個体③

個体④

個体⑤

個体⑥

①内横線
②外横線
③①②間は濃色で帯状になる

分類:チョウ目コブガ科コブガ亜科
翅を広げた長さ:14~23mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:6~7月、9~10月
          幼虫で冬越し?
エサ:成虫・・・不明
   幼虫・・・クヌギ、コナラ、ミズナラ、カシワ、クリ
その他:翅は細長い。
    前翅内・外横線は、ほぼ平行に強く曲がる。
    内・外横線間は濃色の帯状となる。
    地色は褐色だが、北海道産や本州中部山地産では淡色で、横線がハッキリしている。
    関東以西産は暗色が多い。
    中間的な色彩もあって、変異は連続的。
    ♂の触角は櫛歯状だが、歯は非常に短く、最長で柄の幅ほど。
    広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園、寺社林などで見られる。
    夜行性で、灯火に飛来することも多い。
    普通種だが、個体数はそれほど多くない。
    幼虫はビロード状の黒褐色の毛虫型で、良く発達した瘤起がある。
    シメキクロコブガの幼虫に似る。
    終齢幼虫の体長は約14mm。
    頭部は光沢のある黒色で、丸く小さい。
    前胸~第1腹節の瘤起、第4~第7腹節の気門の上下の瘤起、第4腹節の亜背部の瘤起は橙色で、白色の刺毛を叢毛し、黒色毛が混ざる。
    第2~3腹節の瘤起は黒色で刺毛も黒色。
    背線は白色で細く、前胸から第2腹節の前縁まで途切れがちに認められるが、第3腹節から後方は各環節に1個の小白斑として残るのみ。
    胸脚は光沢のある黒色。
    第3腹環節には腹脚がなく、腹脚は3対。
    気門線は黄白色。
参考:Digital Moths of Japan
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ
   YAMKEN明石の蛾達
   YAMKEN明石の蛾達:参照内容
   晶子のお庭は虫づくし

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