KONASUKEの部屋

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ソトシロオビナミシャク20210412

2022年02月16日 | チョウ目
ソトシロオビナミシャク。
内横線の内側と、外横線の外側は緑色をおびていますね。
それにしても長い下唇鬚です。

「外白帯」とは、外横線の内側・前縁寄りと、亜外縁線を指すんですかね?

ちょっと疑問?
「芋活.com」では、幼虫の発生時期について、「1年中」としているけど。
花や花蕾だけを食べているとすると、1年中は発生出来ないのでは?
間は別なものを食べているのだろうか?
葉を食べるとの記述のあるサイトもあるので、そういうことなのかな?
あるいは「1年中」と言っても、途切れ途切れの話なのか?
全国的に見て、花の時期は少しづつずれるから、全国のどっかでは常に発生してる、ってこと?
調べてみる必要がありそうです。

別名:
モトシロオビナミシャク
分類:
チョウ目シャクガ科ナミシャク亜科
翅を広げた長さ:
14~23mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
4~7月、11~12月(年2~3化)
※九州や対馬では7~9月に出現するが少ない
幼虫で冬越し
※秋生まれの成虫は越冬する?
エサ:
成虫・・・花の蜜
幼虫・・・レンゲツツジ、ヤマツツジ、ハクサンシャクナゲ、ウラジロヨウラク、キリシマツツジ、ミヤマホツツジ、クロマメノキ、アセビ、ヒサカキ(雌花を食べると死ぬ)の花、アラカシの葉など
その他:
小型のナミシャクで普通種。
前翅内横線の内側と外横線の外側は青緑色だが、変異が大きい。
内横線は緩やかに湾曲する。
クロスジアオナミシャクでは、直角に曲がる。)
外横線から翅の中央にかけて淡色な個体が時々見られる。
退色した標本では、緑色部が淡い褐色となる。
前翅中央の前縁寄りに、一対の黒紋がある。
前翅の色彩・斑紋は、後翅に連続しない。
下唇鬚は非常に長く突出し、背面は緑色。
灯火に飛来する。
幼虫は緑色で、背面各節に黒褐色部がある。
老熟すると全体に赤褐色を帯びる?
終齢幼虫の体長は約11~15mm。
幼虫は冬、ヒサカキの花蕾を食べるが、雌花の萼を食べると死ぬ。
そのため、ヒサカキが分布している地域の親は、雄木の花蕾を選んで産卵する。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
渓舟の昆虫図鑑
昆虫写真図鑑
芋活.com
北河内昆虫記
北茨城周辺の生き物
Wildlife Research Society
【ヒサカキの花蕾を餌とするソトシロオビナミシャクの適応進化】
YAMKEN明石の蛾達
東京23区の虫2
あおもり昆虫記
フォト蔵

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