コシロオビアオシャク20210530

コシロオビアオシャク。
淡い緑色で、白い線があります。
前翅外横線は小刻みに曲がっていて、後縁付近で太くなっている部分があります。
前翅前縁にも、白い部分がありますね。
亜外縁線もうっすらと見えます。

たまたま近くに止まっていた、カギシロスジアオシャク。
前翅外横線は直線的で、太さは一定。
それにつながる後翅外横線は、ほぼ直線で後縁にぶつかり、場所は後角から比較的離れています。

①前翅内横線
②前翅外横線：不規則に屈曲し、後縁近くに太くなる箇所がある
③後翅外横線：後角近くで曲がって、後縁とぶつかる
④亜外縁線
　※③が後角近くに達するため、④との幅は、後角付近で狭まる

香川県準絶滅危惧種
分類：チョウ目シャクガ科アオシャク亜科
翅を広げた長さ：４２～４８ｍｍ
分布：北海道、本州
　　　※虫ナビでは四国、熊本県を加えている
　　　垂直分布？
成虫の見られる時期：６～８月
　　　　　　　　　　越冬形態？
エサ：成虫・・・花の蜜
　　　幼虫・・・コナラ属の葉
その他：翅は青色を帯びた緑色で淡い。
白色の前翅内横線、前・後翅外横線がある。
前翅外横線は不規則に屈曲し、後縁近くに太くなる箇所がある。
（カギシロスジアオシャクでは直線的で、太さもほぼ一定。）
後翅外横線は、後角付近で曲がって、後縁とぶつかる。
（カギシロスジアオシャクではほぼ直線で、比較的後角から離れた場所で後縁とぶつかる。）
同属他種と比べて、翅は縦長。
灯火にも飛来する。
日本での食草や生活史の記録はない。
参考：Digital Moths of Japan
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