KONASUKEの部屋

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カバキリガ20210319

2021年09月03日 | チョウ目
カバキリガ。
早春に見られる蛾。

横から。

①内横線
②中横線:太い
③外横線
※①③間は暗色
④亜外縁線:太く、黄褐色で鮮明
⑤段状に折れ曲がる
⑥腎状紋
⑦環状紋
※⑥⑦は茶褐色で縁取られ、中空。
 発達し、接近する
⑧小黒点

分類:
チョウ目ヤガ科ヨトウガ亜科
翅を広げた長さ:
40~45mm茨城の昆虫生態図鑑、虫ナビ、渓舟の昆虫図鑑
44~48mmみん蛾、自然観察雑記帳
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
4月(年1化、温暖地では3月下旬~、山地・寒地では5月)
蛹で冬越し
エサ:
成虫・・・花の蜜など、糖蜜採集にも来る
幼虫・・・コナラ、クヌギ、アベマキ、カシワ、サクラ、リンゴ、スモモなどの葉
その他:
早春の蛾。
ミヤマカバキリガ、アオヤマキリガと比較して、前翅は幅広い。
前翅の色調は、灰褐色ないし紫灰色でほぼ安定。
ホソバキリガ、ミヤマカバキリガなどに似るが、前翅の色調などによって区別できる。
前翅内外横線間は暗色。
亜外縁線は太く、黄褐色を呈し、鮮明。
前縁付近で内側に段状に折れ曲がる。
環状紋、腎状紋は充分発達し、接近する。
茶褐色で縁取られ、内側が淡色。
♂の触角は鋸歯状、♀は糸状。
灯火に飛来する。
発芽直前に産卵、開花直前に孵化する。
終齢幼虫の体長は約35~40mm。
6月上旬頃、土中で蛹化、そのまま越冬する。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
渓舟の昆虫図鑑
農研機構
蛾色灯。
自然観察雑記帳
あおもり昆虫記
北茨城周辺の生き物
富山県産蛾類博物館
茨城の蛾
北海道の昆虫

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