KONASUKEの部屋

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ネスジシラクモヨトウ20210519

2021年06月12日 | チョウ目
ネスジシラクモヨトウ。
クモの糸がからんでしまっていて、本来の模様が分かりづらいですが。

①前翅基部に黒条
②内横線
③外横線:鋸歯状
※②③間は暗色
④②・③を結ぶ黒条
⑤環状紋:楕円形で大きい
⑥腎状紋
※⑤⑥とも黒く縁どられ、内部は淡色

分類:チョウ目ヤガ科キリガ亜科
翅を広げた長さ:30~43mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:暖地4~5月、寒冷地7~8月(年1化)
          幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・花の蜜、クヌギやコナラなどの樹液
   幼虫・・・詳細不明
その他:前翅はやや幅が狭く、翅頂部は突出する。
前翅は灰褐色から暗褐色まで変異がある。
♀は♂よりも褐色を帯びる傾向がある。
寒冷地では比較的淡い灰色を呈する。
環状紋と腎状紋は黒く縁どられ、内部は淡色。
環状紋は楕円形で大きめ、静止時に前縁側が高くなる。
前翅基部に黒い縦筋がある。
内外横線間は暗色を呈し、後縁寄りに両横線を結ぶ黒条がある。
外横線は鋸歯状。
竹林を含む樹林と林縁、公園、寺社林などで見られる。
森林性の傾向が強い。
夜行性で、灯火に飛来することも多い。
普通種だが、個体数はそれほど多くない。
幼生期の生態は知られていない。
参考:Digital Moths of Japan
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ
   北河内昆虫記
   北茨城周辺の生き物
   YAMKEN明石の蛾達
   富山県産蛾類博物館


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