さて、この場を離れ
旧根室本線の狩勝峠にあった新内駅にある保存施設に行きます。
59672と20系寝台車がお出迎え。
解体の噂も出ましたが、現在は有志による保存活動と、
トロッコ運転が出来る施設が完成しました。
保存を有機的に実施できるように変わってきました。
「なにもないけど なにかある」Tシャツでスタッフの皆さんは統一。
全力で「体験」を楽しむ我々。
おっさん旅人どもの歓声が響きます。
画像クリックすると、迫力の?前面展望が!
保存形態の現在。
凄く以前。
12年ほど前
ホームが今より長く残っていました。
というか、列車が後退して、道が横切るようになったんです。
この頃は今より全てが綺麗でしたが、この後急速に客車の老朽化が進みました。
この時期に保存活動が開始されていれば・・・。
ホテル廃業後。2005年
かなり痛みが目立つようになっていました。
20系最古参のあさかぜ用として用意された車両がまだ残っていることの奇跡。
さくら用に新製されたナロネ22も形を残しています。以上2005年
2006年、保存会が立ち上がり、修復が開始されました。
ただ、老朽化はかなり進んでおり、現在の修復は「これ以上劣化を早めないように」する努力です。
鉄部膨張や側板の欠損、室内の腐食による床の内部骨消滅など、
相当の修復知識(Hゴムの更新や鉄部溶接など)と資金が無いと厳しいことに変わりはありません。
今年の状況。
涙ぐましい努力が垣間見られます。
その代わり、内部はカビと猛烈な腐敗臭がしていた頃から比較すると入ることが出来るようになりました。
ナロネ21の内部。
パッと見美しい保存状態に嬉しく思います。
栄光の昭和33年製造の証。
ナロネ22・ルーメット部の内部。
ルーメット。
昼の姿。
カメラを回して撮影。
手洗いを引き出した様子。
洗面台を除けば、現在のJR西日本トワイライトEXP.のB寝台シングルツインに似た居住性というところでしょう。
寝台は壁に仕込まれており、倒すとこのようになります。
倒し途中で止めてみた。
凄い重い(友人UD談)
当時のパンフレットが飾ってありました。
個室の看板
銘板関係は失われておりますが、彫刻された年度とメーカーに気合を感じます。
ナロネ22の半室プルマン
ナハネは列車ホテル当時、食堂に使うために内部は原形をとどめておりません。
窓も一部開閉可能になっております。
まだ初日の紹介が終わっていませんw
↑ツアー紹介中、
部屋の片付けなど実施中でモデルは暫くお止め組。
↑返事が遅れております。
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