鉄道模型工作記録帳

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Y様所有の太古の昔のキット。東京理工103系

2014-05-11 23:29:00 | 模型工作雑ネタ日誌
考古学的な内容になります。

Y様から教えていただいたことそのまま受け売りの記事です。

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103系のキットのようです。

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ペーパー・・・・?

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なんと、ベークライトのキットだというものです。

電気絶縁材のベークライトをカットしたキットがあったらしいのです。

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接写で見ると、確かに「絶縁ワッシャーやシリンダパッキンで使う」ベークライトです。


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すさまじいマテリアルです・・・。


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メーカー名は軍用模型が多かったらしい、「東京理工」

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仕上げると、案外悪くないものになるシロモノらしいです。
ところが当時は殆ど売れず、処分アイテムに並ぶことも多かったとか・・・。

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プレスボードでもなく、一般ペーパーでもなく、プラでもブラスでもない「ベークライト製品」に、当時のファンは「作れるのか?」という疑問が先に立ったのかもしれません。


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平たい天井板を車体に固定して屋根を再接着。
床板もハメよ。という、なんとなくNのKATO103系とほぼ似た構造なのですが。「全て木とベークライト」というアグレッシブな素材と、ほとんど糊代がないというアバンギャルドな構成が、当時も(今も)相当な難易度を感じさせます。

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この半溝入れた木製部品をくりぬけって、結構・・・かなり厳しい注文です。

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更に、実に割れやすかったらしい・・・。

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紙の紐のようなもの。
これ・・・雨といだそうです・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・。


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窓ガラスは印刷・・・・。


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ドアは金属プレス品なんです。

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構造がアグレッシブというか「理論上はそうなりますよね『理論上は』」

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ちなみに、烏口を用いて色差しせよと。公式に記載した最初の製品だそうです。

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また、当時、HOのDT33はDT22やDT21を流用するとか、「正確に軸距離及び車輪が大きい103系の特徴を再現するパーツが乏しい時代。
「図面上はDT33が車輪デカくて軸距離が長いことを記載した図面を添付していました。
いまでもNゲージの103系はごく一部鉄コレで実現しましたが、9割型「妥協された軸距離と車輪の大きさ」であるくらい、結構な鬼門どころなのですが、

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図面だけとはいえ、妙にマヌケなDT33を書き起こしている図面になっています。

ちなみに103系はDT33が軸距離2300mm車輪910mm
T車のTR62や101系のDT21は軸距離2100mm車輪径860mm
ですね。
案外N世界でも知られていない「異なりポイント」ですが・・・
車輪がでかいから、ボルスタの厚みも異なりますよね。

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当時の記事です。
昭和51年です。


お客様の作品

2014-05-11 23:07:33 | 模型工作雑ネタ日誌
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A様の作品。
谷川製作所のキハ81です。
まだ谷川さんには在庫があるようです。

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烏口でラインが惹かれています。
それ以前に、このキットをここまで綺麗に形になったということ。
実は凄いんです・・・。

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ひかり模型のキハ82は先頭部のみ使用して、車体はフルスクラッチによる糸のこ抜きに依るキハ82-901に化けました。
これまた凄い労作です。

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下回りがKATOというのが今風ですね。


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Nサイズでコンビニで発売された食玩に富山ライトレール台車をハメたところ、ピッタリだった、K様の作品。


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スタイリングはそのままに・・・


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富山ライトレールの動力が勢いフィット。

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よく走る逸品となりました。

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一見、普通のMPギアを装備したようなY様の営団5000系。

よく見ると・・・・

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長谷川モデモ373系のギアボックスを利用していた奇作。
ですからピボット軸受なんです。
373系としては大変騒々しい動力でしたが、このように扱うと非常に静かなギアボックスだったのは驚きです。

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Nでは当たり前の「動力車ピボット」
HOでは結構レアな装備というのはHOユーザーだけの驚きかもしれません。

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K様のスロ52と

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マシ35
フジモデルのキットを床下プラ板新製などでディテールフルに装備し、内装も全自作した労作です。

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美しく内装が装備されています。

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床板はプラ板から新製。

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発電機も改造により分割再接合。枠の新製でエコーパーツが専用品に化かせることに成功しています。

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Y様は車体こそまゆ模型の特製品ですが、台車を日光の近似・近畿車輛KD38を装備して日本車両NA4らしさを再現。