たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

博士の愛した数式

2012-07-07 22:19:24 | 本の力
私の好きな映画で、何度も観ているのですが、数学が大嫌いで苦手な私に、数学ってすごい!
興味深い!って思わせてくれるものでした。

小川洋子さんの原作を読んでいなかったのに気づき、読んでみました。「親鸞」のあとに。
悪人正機から数学って…(笑)
映画が先だったので、博士は寺尾聡のイメージそのものなのですが…

こんな風に数学に取り組めたら、好きになれたのかな~と思います。

・直感で数字をつかむ。
・神の計らいを受け絆で結ばれ合った「友愛数」。
・√(ルート記号)は、どんな数字でも嫌がらずかくまってあげる寛大な記号。
・√-1=i(虚数) 「i」は愛に通じる。
・愛する素数。
・1とは何か、0とは何か。

数学は嫌いだったけど、なぜか数字は好きでした。
数字って、なにか不思議な力…のようなものがあると昔から感じていました。
直感と数学は反対のものだと思って、だから私には無理なんだと決めつけていましたが、
博士の数学は直感のようです。
数字の不思議さを思うと、なるほどそうかもと思いました。

最近は、なんだか嫌いな分野が目の前によく表れてきます。
もちろん(なんで勿論なのか)物理も大嫌いだったのですが、
ある大学でエネルギーについての講義を聞き、目に見えないエネルギーを数式にする事を
おもしろいと感じ、意識的なエネルギーを科学で解明できそうな量子力学にも心動かされます。
最近では、ヒッグス粒子の発見で、わからないのにワクワクしました。

とはいえ、興味があるだけで難しい数式や難しい理論はさっぱりわかりません(笑)

大嫌いと思う事って、ほんとうは嫌いじゃなく、とても意識しているということ実感しました。
だから、嫌いだと思う事に、違う目を向けてみると、ちょっと世界が広がります。


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