たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

感じること。考えること。

2010-09-23 11:15:45 | ゲシュタルト
養成講座の課題のようなタイトルですが、「ゲシュタルト」です。
ゲシュタルトだから、何か書くのはやめようと、ノートもペンも持たずに岡田先生の講義を聴きながらワークを受けてきました。
最近、感じることに重点を置いていたはずだったんだけど、やっぱり
勉強会では、考えてしまった…

見えているもの、自分が感じていることの区別。
岡田先生の言っている意味はとてもよくわかったのだけれど…

たとえば、今、「イスが見えます」これは自分が見えているもの。
そして「蒸し暑くてちょっと不快だな」と思っているのは自分が感じていること。

これはイスという物体なので、見ても何かを考えないのですが…

相手が人間の場合…

「相手の方を見て見えているものを言って下さい。」「今感じていることを言ってください。」
二人組でのロープレがありました。

「目が見えます。」であれば見たままですが、「やさしそうな目が見えます。」と言えば、それは、考えて評価しているということです。
一見、「やさしそう」とは感じているように思うのですが、考えているということなのです。

その時自分が感じている感覚は、「寒い」かもしれないし、「うれしい」かもしれない…

見えているものと感じている感覚を区別する意味。
現代人は、考えることばかりしているので、本当の自分の感覚に鈍感になってしまうのです。
感覚の中にいると、心は開放されます。

感じているのか、考えているのかを意識するだけでも違います。
「ゲシュタルト」の「今、ここ」の感覚、大事にしたいと思います。


腐敗と発酵

2010-09-13 10:11:26 | フラウネッツ
先週の土曜日、フラウネッツとして知恵組フェスタに参加してきました。
伊豆天城温泉会館まで、と~かったのですが、みんなでワイワイ楽しくイベントに参加してきました。
スタッフの皆さん、大変お疲れ様でした。

午前のイベントの映画「降りていく生き方」しっかりと観てきました。
普通の映画館では上映することなく、映画のコンセプトに賛同するところでだけの上映ということだったのでとても楽しみにしていました。

自然の中にある「腐敗と発酵」をテーマ(たぶん)に人の生き方を考えている映画でした。
腐敗も発酵も微生物が分解する変化であることは同じであるのになにが違う…

自然界にも良いもの、悪いもの、必ずあります。でも絶妙なバランスによって自然は保たれていたのです。
それを壊したのは化学物質…人間のエゴですね。

物で溢れかえっている現代で人の心が壊れるというのは、本当に当然の流れであるとすごく感じました。

映画の中で「良くなるために、一度悪くなることだってあるのよ」という言葉がありました。
人間の心はたとえ腐敗しても、発酵する要素だって必ず持っている…
とても希望に満ちた言葉だと思いました。

人間の悪の部分、善の部分、必ずあるものだけど、自然の力、生かされている気持ちがあれば、バランスを保ってうまく生きていけるはずです。

ということで、「本物の発酵食品」注文してしまいました。
映画から生まれた日本酒なんですが…またお酒…(汗)

無肥料・無農薬・自然栽培のササニシキで作った「森乃司」です。

自然栽培の話になるとすご~く長くなってしまうのですが、これこそが自然の摂理にかなったすばらしいものです。

あ~楽しみ~~