たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

自己一致~自分の中心軸~

2012-03-30 17:18:13 | 自己一致

桜がまだなので、描いちゃいました~なにもないよりはいいでしょ(笑)
自己一致という壮大な?テーマ(おおげさ)を書くにあたって遊び心を…でも、たいしたことない…

養成講座のはじめに自己一致という言葉をはじめて知り、以後、ずっと理解しようと考え続けていました。
数年前の記事でも書きましたが、最初のこの頃よりは、今だいぶ理解が深まっている…はず…

はじめの頃感じていたある疑問。
悪い感情を持った時の自己一致とはどうするのか?

何か嫌な事が起きてむかっときた時、人だったり、状況だったりに怒りをぶつける…「思いと行動が一致している」といえばそうなのですが、それは自己一致ではないだろ~というのは、みんなわかっていました。

そこで最近の私。
「腹立つぅ~」と思った瞬間に、「あ~私、怒ってる、怒ってる、そうなんだ、腹立つんだね~」と自分の怒りと対話します。
あくまで、感情だけです。その原因とか相手のことは「なし」にして、ただ「怒っている」ことに気づいてあげるだけです。
悔しいんだったら「悔しいんだね」
憎んでいるのに「憎んじゃいけない、こんな自分はイヤダ」ではなく「憎んでいるのね」と自分の気持ちと一致すること…
ネガティブな気持ちにいかに早く気づいてあげられるか、不思議なんですが、早ければ早いほど、ネガティブは早く終息します。するんです。ほんとに。

そうなんだ、自己一致って、わかりやすく言うと、自分の気持ちと対話してあげることかもしれない。

自分の気持ち(感情)を丁寧に聞いてあげる事って、意外としていないかもしれません。
「今、楽しい?」「うん、楽しい」とか「なんか体固くない?」「そういや、軽く緊張している」なんて事あまり考えてないですよね。
フロー理論を教わった時に、1日の中で20分毎、その時の感情をフローかノンフローかチェックするフローチェッカーのトレーニングがありました。これを習慣化すると自分軸ができてくるように思います。

自分の中心軸ってなんだと思います?「良心」なんですって。
人間は「良い心」「悪い心」両方必ず持っています。必ず。絶対!(しつこい)
だから良い心には「ありがとう」悪い心には「ごめんなさい」と心で言い続ける事で良心(中心軸)に近づくようです。これ、ホ・オポノポノの精神ですね。

嫌な気持ちになったら「ごめんなさい」。それは、相手や状況へではなく、自分自身に。だって悪い感情って体内で悪い物質を作るんですって。自ら不安分子や精神不安定剤なんか作ってしまったら体がかわいそうですものね。

なんだか自己一致からそれてしまいましたが、ネガティブなポイントって人それぞれ違って、その根本原因が過去の体験だったりするので、簡単ではないですが、先ず感情を意識することから始める事が大切です。

自己一致~あるがままの本当の自分~

2009-05-07 12:00:37 | 自己一致
最近「自己一致」での検索ワードが多いので、改めて自己一致について考えてみたいと思いました。

自己一致とは 「自己概念と自己経験が一致している状態のこと」
と~いわれてもなんのこっちゃ???なのですが、私が思う自己一致は「あるがまま」が一番近いと思っています。

この「あるがまま」ですが、ありのままの本当の自分を認める事・・・では、本当の自分とはいったいなんでしょうか?

人の心の中には、強い部分、弱い部分、正義の部分、醜い部分、やさしい部分、残忍な部分、すべて持ち合わせているものだと思っています。
完全に良いだけの人間もいないですし、すべて悪いだけの人間もいないのです。

悪い部分を抑えたり出さなかったり、また良い部分をも抑えたりするのは、自分を守るため。心の恐怖を守るため。
そうです。それぞれ自分が一番かわいいのです。自己中心なのは当たり前です。でもそれでいいのです。

それを認める事から自己一致は始まると思っています。
そして自分すらも気づかない未知の部分も認めてあげる事です。

簡単なようでこの容易なことができないのは、なぜでしょうか?
それはもちろん、自分の負の部分は認めたくないからです。
でも「負の部分」ばかりを認めるわけではありません。
良い部分だってたくさん認めてあげるのです。未知の可能性も・・・ぜったいできない、ありえないと思わずに・・・
きっとこの自己一致を意識する事が楽に生きる一番の方法のような気がします。

よく考えてみれば、この自己中心な人間の中で生きているという事は、そりゃ~軋轢や摩擦、問題がある事は普通の事です。
もし、今、自分のまわりで特別な問題もなく、おだやかに生きる事ができていれば、当たり前ではなく、たいへん幸せな事です。

それでも不満を抱えてしまうのはなぜでしょうか。
それは、誰かのため、何かのためにしていると思う事が、傲慢な事だからです。
この傲慢な考えが不満を蓄積させていくのです。
「誰か」や「何か」はしてあげているのではなく、自分を支えてくれているものです。

私もつくづく、傲慢だったな~と思います。だから不満も抱えていた・・・と思います。
カウンセラーを目指すにしても、他人のためになんて傲慢です。 自分を守れない人に他人は守れません。
本当に強い人は弱い自分を認めている人です。
宮本武蔵の「恐怖、不安の心を知り、それを認め、かたわらにおいて戦う」はまさにそのものです。

この自己一致は生涯、完璧にできるものではないのかもしれません。
でも、少しずつでも近づける努力をしていきたいと思っています。

自分の中の嫌な部分

2006-06-25 23:16:48 | 自己一致
自分の中の意識していない嫌いな部分を見つける方法。。。
な~んて知らなくてもいいかもしれないけど、自分のすべてを認める事が「自己一致」(お~久しぶり)につながるので、逃げることなく考えてみました。

人間関係で、誰でも、ひとりやふたり、なんだか嫌いな人というのに出会っているはずです。
その、嫌いな人というのが、自分の無意識な嫌いな部分を表にだしている人だというのです。
嫌いという感情は、どこか意識して気になるという事です。
好きでも嫌いでもない人って意識しませんよね。
なので、嫌いな人に出会ったら、自分を気づくチャンスなので、よ~く観察してみるといいらしいです。

こんなとこがイヤだなと感じたら、無意識でもどこかに自分もそういうところがあるんだ~と認めてあげる事が重要のようです。自分はぜんぜん違う!などと否定はせずに。。。

私はどうかな~口も利きたくないほど嫌いな人って記憶にないけど(単に忘れてるだけかも)女のめんどくさい部分を前面にだしている人ってダメだな、細かい事をグチグチと言う人。。。とすると、私も女のめんどくさい部分とか持っている?という事?。ふ~ん、そうか。。
それを打ち消すかのごとく、普段あっさりした対応になってしまうのかな~

でも、嫌いな人が自分を気づかせてくれるとしたら、なんとなく「ありがとう」みたいな気持ちになって、もしかしたら、嫌いな人とでも、うまく付き合えるかも。。
そして、自分を見直し、あるがままの自分を認める事ができたら、なんだか良い事に思えてきます。
どんな出会いにも感謝ですね。

もしかして自己一致?

2005-11-22 15:36:26 | 自己一致
昨日は、仕事で休みだった次男に「掃除ばっかしてるね~」と言われ、これはね、「逃避」
っていう防衛機制なの。といって、つい葛藤や欲求不満耐性について、講義してしまいました。イヤな親(笑)
でも素直な次男は、なるほど~なるほど~と聞いてくれるのです。

そして、最後に「逃避」って悪い事じゃないんだ~って言うのです。え~良くはないよと言ったのですが、自分は、何かに逃げている時、「逃げてちゃダメだとか、そんな自分ってダメな奴だ」とか、ネガティブに考えて、何もできず、苦しんだり悩んだりした時があったって言うのです。

あ~そうか、逃避する事自体はあまり良いとは言えないけど、逃避している自分を認める事が苦しまない事なんだ、って気づいたのです。
そういえば、私は、逃避、逃避となんだか自分をおもしろがっていて、逃げてちゃダメなんて思わなかったな~だから、苦しいなんて思わなかったんです。
これってもしかして自己一致!!
なんだか、ぶって講義した私が、反対に気づかせてもらい、次男に感謝でした。

そうそう、今日のシンクロニシティ。。。
昨日、mixiに逃避(笑)していた時、次男の小さい頃からの友達を見つけたんです。早速、子供たちに○○ちゃん見つけたよ~と教えてあげていたのですが、今日買い物に行ったら、あまり会わない○○ちゃんのお母さんに会ったんです。昨日話題にしてたからかな~~??とちょっとだけシンクロ♪

自己一致

2005-06-27 20:12:17 | 自己一致
今週は養成講座はお休みなので、自主勉強をしなくては。。。と、ちょっと言ってみたかった。。。

それでも、日々、カウンセリングについては、考えるようになっています。ほぼ半分の養成講座が終了して始めの頃よりは、理解できている事が増えています。とっても成長~~えっへん(いばってどうする)

カウンセラーの心がまえは、生活の中で活かせる事がたくさんあります。受容、共感、自己一致がカウンセラーに必要な基本的態度です。様様な人間関係においても、その心がまえがあると、良い人間関係が作れます。しかし、その中の自己一致については、かなり難しいのですが。。たとえば相手に不快な感情を持つ事や、価値観がまったく違うという事はよくある事です。そこで、いやだわという感情を表にだすのは、確かに自己一致です。心の中と、態度が同じですから。。。でもそれでは、カウンセリングも人間関係もうまくはいきません。じゃ~どうするか???
実はそれがはっきりと見えてこないのです。

勉強したところによると、自分の中のありのままの気持ちを素直に受け止めるという事なのですが、良い感情の時は問題ないでしょう。。うれしい、楽しい、とか。。(あ、そうでもないか、うれしいのに照れくさくて嫌な顔する人とかもいるし。。)まあ、それは素直に喜ぶとして。。。
悪い感情の時が問題です。悪い感情とは、嫌い、恨み、妬み、等。。。多くの人は嫌な相手でも衝突を避けようとして我慢したり、辛いのに笑っていたり、あるいは、相手にうらみや妬みやの感情を抱いているのが悪い事をしているかのように考え、人を妬んではいけない、こんな自分はなんて嫌な人間だと自己嫌悪に陥ったりする事もあると思います。これはすべて自己一致ではないのです。

そこで悪い感情をどう処理するか。。。
今までの勉強の中では、その時は、自分の心の中で素直に「あ~自分はこの人を嫌いだという思いがあるんだ」とか「自分はこの人をうらやましいと思っているんだ」と認める事。自分を責めたり、情けないと思う感情も認めてあげる。という事なのですが、認める事だけが自己一致なのか、私には、まだまだつかめていません。
これが私のカウンセラーとしての課題かな~~