たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

キーワードは「調和」

2012-09-29 18:39:26 | 日々の雑感


本当にお彼岸を境に涼しくなりましたね。
さすがに昔の人はうまく言い当てています。
近くの彼岸花きれいでした。


秋の夜長に(まだそれほどじゃないか)読んでいるのは「世に棲む日日」司馬遼太郎著。幕末の長州藩です。
今まで、難解だった幕末の尊王攘夷がものすごくわかりやすくて...なるほど納得の連続です。攘夷は長州を知らないとわからないものでした。

松陰先生も高杉晋作も魅力的ではありますが、今さらながら「竜馬」がすごいと感心しきりです。この本にはでてこないですが…
この激烈の時代に、戦わず「調和」を考えて改革をしようとしたのですから。ま、結局、この時代戦わずというのは無理な事でしたが。

最近の私のキーワードが「調和」なんです。
人間の身体も大自然も「調和」のなせる業です。

人間関係の「調和」って、違う個性の人が集まって生まれるものだと思います。
で、それが絶妙だとうまくいくのですが、そこが人間…違う個性を認める事が難しいんだと思います。

ある研修をうけて、自分の価値や他人の価値を考えた時、自分の価値を認めると他人の価値も認められる…そしてそこから「調和」が生まれるのだと感じました。

私がいつも感じている「自分をすべて認めると(好きなところも嫌いなところも)どんな人でも認めることができる」というのはあながち間違っていないようです。

何かカチンとくることや、嫌な気持ちになるものがあったら、自分の中で認めていない部分なのかもしれません。
そんな気持ちがでてきたら、自分を振り返るチャンスです。
自分をみつけると、まわりに無理に合わせる必要がなく、自然と「調和」が生まれてくると思います。

■私が気に入った高杉晋作の詩句
「苦と楽を差し引きすれば浮世の値(あたい)わずか三銭」
私は三銭でも楽が多ければよしです(笑)


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
苦・・・金魚 (何の金魚でしたっけ?)
2012-10-06 00:56:58
高杉晋作の言葉、良いですね。
「人生を楽しむことは能力である(アリストテレス)」、みんななるほど!ということを言ってますね。

第二の職場で9ヶ月目、ふと思えば、なんだかんだ30年の職場は苦しみながら…だった、次の職場で苦しみを求める必要はないんだよな、と気づいたこのごろ。

仕事の次元を変えよう、と思います。
囚われの身、って言葉がありますが、仕事をして集団の関係性に囚われていくのでしょうか?

「マイナス思考も人を成長させる」って言葉、なにかで見ましたが、囚われ…なんて言葉も使って良いかも(笑)。
返信する
金魚さんでいいですよ(笑) (komo)
2012-10-07 10:07:57
マイナス思考いいですよ!
気づくことのできる最高のチャンスですから。
マイナスな考えは体や心が自分に気づいてくれ~と叫んでいるのですから、自分に「どうした?」と聞いてあげたいですね。

いろいろありますものね、この世の中。
なにせ「浮世の値わずか三銭」ですから(笑)
返信する
調和=ハーモニー (じゃあああまん)
2012-10-12 14:55:46
調和=ハーモニーとすると理解しやすい感じがします。

ハーモニーからオーケストラを想像します。世の中は、オーケストラの様に色々な楽器(人間)がいて、色々な音を勝手に鳴らすとうるさいだけなので、ハーモニーが必要になる・・・と感じましたがいかがでしょう。
返信する
そうですね。 (komo)
2012-10-12 20:43:58
絶妙なハーモニーはすばらしい音を奏でるものですものね。
不協和音があったら、それをどうするのか、ひとりひとりの課題ですね。
返信する

コメントを投稿