たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

認知行動療法

2006-02-24 08:13:27 | 認知行動療法

荒川静香「金メダル」やった~~!!

昨日は、シニア情報生活アドバイザーの資格更新の講習会でした。
産業カウンセラー合格後、はじめてお会いしたので、同期の皆さんにおめでとうを
いただきほんとうれしかったです。
takaさんから心理系の本を2冊もいただきありがとうございました。
お祝い会もしてくださるって。なんて私は幸せものでしょう。

今週はちょっとハードで。。。
月曜日には、勉強会に出席してきました。
今回は、認知行動療法でした。カウンセリングのひとつの理論です。
人が、それぞれ自分の持つ、物の受け取り方、まわりをどう見るかという認知によって考えや、行動、感情が影響をうけるのです。
物の見方って、ひとりひとり違いますよね。似たような見方の人もいますが、おそらくまったく同じではないはずです。
問題を抱えている人は、歪んだ認知をもっているというのです。その、歪んだ認知をみつけ、そこを修正していこうとするのが、認知行動療法なのです。

私達が学んだロジャースの来談者中心療法とは、少し違い、カウンセリングの中で効果的に介入した質問をします。それには勿論、傾聴によって信頼関係を作ってからですが。。。

物事には表裏があります。クライエントの歪んだ認知をみつけたら、カウンセラーは違う見方を提示して、こんな考え方にしてみると、どんな感じがありますか?というような事を聞いていくのです。そして、最初にクライエントが持っているイヤな感情を何%くらいかを考えてもらい、違う見方の考え方をした時には何%くらい減りますか?というような質問をなげかけていきます。そしてパーセンテージが減っていくような考え方をクライエントに選んでもらい、その考え方を実際の生活で試してみてもらいます。試したらどうなっていったか、それを次回のカウンセリング時に話してもらいます。それを繰り返し、歪んだ認知を修正していこうとするのです。

認知行動療法は、だんだんと広まっていっていると聞きましたが、この方法は、クライエントにとって、分かりやすい方法であると感じました。
ただ、カウンセラーにとっては、色々な見方をできないといけない事、多くの経験が必要となるのではないかと思い、理論や勉強ばかりでなく、人間として自分を高めることが重要です。そっちのほうがむずかしいな~
ふ~~まだまだだな~