*** 塩水漬けのもの ***
20日が漬け始めてから10日目、教科書に指定されたように目分量5%の塩を追加す
る。少し干してから塩水に漬け込んであるので、他の漬物のように本体から水分が出
たものやら、出ないものやら、それが正しいのか否かも全く不明。 ただ、ひたすら
に教科書の教えに従ってみる。
これをつまみ食いではなく、どんな感じになっているのか試食してみた。まず臭いは完
璧に高菜の臭いで、高菜よりもきつい感じがする。コブのような塊を薄く切って食する、
シャリシャリ感のある塩辛い高菜の漬物。だがザーサイ漬けコクのようなものは一切感じ
られず、青臭くはないが若いから、美味しいとは言い難い。これを豚肉と炒めて食べれ
ばきっと美味しいと思うが、単品でのデビューは未だ未だ修行が足りない。
*** 塩漬けのもの ***
これも少し干して、しんなりした感じになったものを、大根漬けのようにいきなり塩漬け、
塩の分量はうっすらとかかるくらい。昨日から水が上がり始めた。こちらは最初からの
塩 漬けだから、ザーサイ本体から出た水分でヒタヒタになっている。大根漬けと同じ
手法だ からということだけで、何の根拠もないのに妙に安心感を持っている。
両方ともに本漬けは塩水に唐辛子や八角などの香辛料を入れ多分、常温で1年近く漬
ければコクが出て来るハズ。大根漬けと同じ理屈だろうから、塩分が少ないと夏前からカ
ビにやられ放棄となる。購入する缶詰のザーサイの塩分は強烈だから、食べる前は塩抜
きを前提にすれば、塩分は多めでもいいと思われる。
市販品 塩水の漬物
塩漬けのもの、水が上がってきた