『腫瘍マーカーの値』
3/22に受診した腫瘍マーカーの結果を聞きに出かけた。SCCはいつも1週
間後に判明するが、富士宮に出かけてたので、本日の受診となった。いい話
なら喜んで行けるが、数値が異常と出るとどんなに小さな値でもいい気はしな
い。一度も異常値を経験していなければ気楽なもんだ。
H22/12の検査で1.5ng以下が正常なのに1.7ngとなり、以後1.7,1.6,1.3
と変化し正常値に戻った経緯がある。数値に異常があっても少量の変動だか
ら誤差の範疇だろうと、何の処置もとられなかった。だから、少量の変動は気
にしなくてもいいのだが、過去に経験すると・・・・・となる。もともとSCCは変動
の許容値が小さいから原因は分からないが何かに反応するみたいだ。
どこかのブログで読んだが『腫瘍マーカーの結果を聞きに行くのは地獄に行
くような想いがする』と書かれていた。私はそこまでではないが、その気持ちよ
ーく分かる。
気分も晴れ晴れ、天気も晴れ。病院から帰り、一日中、草取りに励み、団地
入口の畑は制覇。
『人は何処にいるの?』
トルコの面積は日本の約2倍あり大半が平坦地、人口は7200万人だから人
口密度は大まかに1/4となる。ところが日本は山林が多く僅かな平坦地に人
口が集中する反面、トルコは全体が平坦地で分散している。
数値だけでは比較できない歴然たる差は移動中のバスの中から見ることも
できる。兎に角、人影がない。
畑と思われる広い広いところでも端境期ということもあろうが、人、農耕車など
も皆無。町に近くなり商店などがボチボチ見え始めても店先にすら人影はな
い。たまに老人を見かける程度。集合住宅が林立しているような所でもチラホ
ラ。コンヤという町には暗くなりかけた頃に到着した。
町に帰って来る車のラッシュアワーというが、日本の中都市のそれとは比較
できない。人がどこかから帰って来るということは、人は居る。では何処から帰
って来るのだろうかというほど途中には何もなかった。
フェリー乗り場でもどこでもまばらな人影。
イスタンブールは他の場所とは違うが、日本の人混みとは比較にはならない。
やはり少ない。
人の少なさに色々な疑問が湧き、妻と二人で不思議がっていた。
畑で見かけた貴重な人 フェリー乗り場