食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

「癌 ?」

2012年02月23日 19時33分32秒 | 日記

桐の残りで製材を始めた。最高で30cm幅のものが必要になるが、そのように

大きな材料はないから、数枚を貼り合わせて幅広の板にする。

板は瞬間接着剤をつけ、はた金と呼ばれる両方から締め付ける道具を使う。

せっせと精を出し、新たに作る茶箱の材料づくりを終えた。

炭窯は温度が220℃まで上昇し、お師匠さんの話だと夕方に300℃になれ

通風孔を閉めて、本格的に炭化させる工程に入る予定とか。

明朝までには籠めることになりそう。

 

『癌 ?』

 

『あなたの診断結果が分かりました。XXに癌の疑いがあります』と言われた場

と『癌です』と言われた場合、受け取り方に違いがあるのだろうか。

多分、大半の人は『癌』の一言で『死』と直結させてしまい、絶望の淵に立たさ

れたような気分になるのではないかと思う。私自身も退職後しばらくは人間ドッ

クで健診していたが、その度に結果を見る時はドキドキしながらだった。

ちょっと心配のあったγgtpが異常に上昇したら『禁酒』を言われるのが・・・・

煙草をよく吸うから『肺がんの疑い』など。

そうしたことを繰り返しながら油断を生じたら癌と自己判定をせざるを得なくな

った訳だが、その受け止め方は家族の中でも異なった。妻は、私の診断結果

を聞かされていたので冷静だった。

娘たちの反応は一般的で『治癒の可能性』、『死に至るのか』と非常にネガテ

ィブだったとか。癌にかかった者が言うのも何だが、早期発見、治療となれば

ダメージは最小に抑えられ、癌以外の病気と変わりない。

災害と同じで自分だけは大丈夫なんてありえないことだから、気をつけて。

 


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