R45演劇海道

文化の力で岩手沿岸の復興を願う。
演劇で国道45号線沿いの各街をつないでいきたいという願いを込めたブログ。

うちの廊下は冷蔵庫

2008-01-24 23:19:38 | インポート

 私、二階建てになっいる官舎に住んでいるのです。風呂や台所、トイレは一階にあるのですが、一階は、冬は深々と寒いし、夏は湿気が多いし、虫が出るし(昨春、夜に寝ていたら、頭の上をカメムシが飛んだ。翌日は、蜘蛛…)住み辛いわけです。

 二階の生活はそんなにひどくは無いのですが、要は台所などに行くために、階段を下りなければならないわけで面倒くさいわけです。

 今日あることに気がつきました。『二階の廊下は冷蔵庫より温度が低い!』

 そこで、今、廊下の窓際には朝食用のサラダや、乳製品、パンやビールなど、コンビニの陳列棚よろしく並んでいるわけです。だいたい1℃ですから、ビールなんてギンギンに冷えて最高です。後の問題はトイレですが、流石にトイレだけは、面倒でも一階に下りていきましょう。

 単身赴任生活の様子を書き綴って、まとめればエッセイ集が出せるかもしれませんね。ちなみにタイトルは『単身赴任バンザイ』なんてどうでしょう。反響がおおきかったら、どんどん書きたいと思います。


本当の仕事

2008-01-23 19:54:04 | インポート

 本当の仕事が見えなくなりました。最近はかなり芝居をすることの方が仕事っぽくなってきました。本当の仕事もかなり重要決済事項があり、つまってきています。

 今日の仕事は、ホームページの原稿作りです。ホームページ作りのために一人アルバイト的に人を雇うということになったので、完成度高い仕事をしてもらうために、半日かかって設計図を仕上げました。時間さえあれば、自分でもできそうですが、設計段階で40ページを越しています。フリーの時間が何日かあればできそうですが、若者を一人雇うので、そっちに任せたいと思います。


久慈 舞台が見えてきました。

2008-01-22 19:55:44 | インポート

18日(金)鬼の演出になろうとしました。

 良い舞台を作るためには、へらへら笑っていてばかりはいられないと、鬼のお面を自分でつり、自分もちょっと鬼の演出になりました。泣くシーンで、『泣けよ!』と、子役のハッチに激をとばしたら、『泣けないよ!』と、返されました。…彼の方が上手でした。そこまで気持ちをもっていけない本だというわけですね、そこまでテンションをあげてあげられない演出の責任だというわけですね…。というわけで、自分が反省した日でした。

19日(土)長内努さんの舞台づくりワークショップ

 私も勉強になりました。指導する側であっても謙虚に知らないものを学ぶことは大切だと、あらためて感じました。自分の書いた作品をそれぞれのスタッフが自分なりに解釈して世界が広がっていくのって本当に素敵ですね。自分の作品が自分の手を離れ、独り立ちしてどんどん成長しているといった感じを受けました。

20日(日)あっ、役者が変わってきている。

 18日に『泣けよ!』『泣けないよ!』のやりとりをしたハッチ。台詞をほとんど入れてきて、声もバンバン出るようになり、明らかに大きな変化がみられました。『すげぇじゃねぇ。頑張ったな。』と、声をかけたら、『うん。母さんにしかられたから。』

 そういえば、『泣けよ!』『泣けないよ!』のやり取りのとき、ハッチの母は会場でそのやり取りをつぶさに見ていたのを思い出しました。あっさりとあきらめる息子の様子に母のスイッチがカチッと入ったようです。お母さんありがとうございます。おかげで、全体が本気モードになれてきました。

21日(月)舞台に平台組んでの稽古

 思ったより、遠近感がでて良い感じでした。照明のフォローアップにアクトディヴァィスの浅沼昌弘さんが来てくださいました。長内さんといい、浅沼さんといい、演出の自分がこうしたいということをわかってくださって、更にアップグレードな提案をしてくださるので、本当に面白いです。ここでは、『そんなことはできない。』という、否定的な言葉はありません。『こうすればイメージに近くなるんじゃないですか。』という建設的な提案がなされます。これは、舞台を作っているみんなが同じ方向を向いていいものをつくろうと繋がっているからできることなのだと思います。長内さんは、舞台で使う布を安く仕入れるために東京に向かうそうです。一人ひとりの本気モードが、広がってきています。

 それと、舞台監督の清水さんも、演出のイメージどおりの着物を両手に抱えてやってきてくれました。これも感動!沢山の歯車がパチパチと組み合わせられて、ひとつ回せば何個もの歯車が一斉に動き出してきる大仕掛けのカラクリを目の前で見せられているような感じで、胸が熱くなりました。


雪ん子野外教室

2008-01-16 20:46:06 | インポート

 14日に釜石の舞台監督さんから電話をもらいました。

Aさん 今、忙しいですか。

kom はい。勤務中です。

Aさん 仕事が終わるのはいつごろですか。

kom 16日ですね。

Aさん ?

 と、いうわけで、雪の少ない沿岸地区の子どもたちに雪遊びの体験をという、『雪ん子野外教室』(1月14日~15日)が終わりました。

 山田から宮古までバス。宮古から久慈は三陸鉄道。久慈から二戸はバス。という行程で、南は陸前高田、北は宮古の子どもたち39名を連れて、岩手県立県北青少年の家に行ってきました。

 学校とは違ったはじけた雰囲気の初めて顔を合わせる39人と、カマクラ作り、そり遊び、カーリング、スノートレッキングと、冬満喫の2泊3日を共にしました。

 何が大変かといえば、楽しんでもらえるようにテンションをあげっぱなし、率先してスコップを持ってカマクラを掘り進むと、先頭を切って遊んでいるようにみせて、細心の注意を払って、怪我やトラブルがないように配慮するという、二面性をもたなければならず、精神的にも肉体的にもグダグダに疲れました。

 でも、最高に満足した子どもたちの笑顔を見ると、良い仕事をしているなと思うのです。

 わざとそりで子どもたちの中に突っ込んでいったり、深雪の中にねっころがったり、本気でカーリングをして、子どもたちを負かしたりして、何度か『コムさん。大人気ないなぁ。』と、言われました。大人になりきれていなくて、一人遊びをする大人は増えていますが、子どもたちと本気で遊んで大人気ないといわれる大人はめっきり減ったように思います。

 今まで、一番ライバル視しているのは、ディズニーランドジャングルクルーズの船長でしたが、先日ディズニーランドで『ジャングルクルーズの船長テンション高いよね。』と、娘に話したら、『仕事中の父さんの方がテンション高いよ。』と、言われました。WIN!


室温1℃マイナス目前 流石にキツイ

2008-01-13 20:51:40 | インポート

 レンジで暖めた弁当が、部屋に持って行くまでに冷めた。レンジでお湯を沸騰させようとしたが、できましたよの音で開けてみたら、ぬるま湯だった。外がいくら寒くても、部屋さえ暖かければ耐えられるが、限界に近いです。

 20代前半、芝居をするためにメンバー4人で借りていた盛岡の借家で、冬の朝、戸の隙間から入り込んだ雪が枕元に積もっていたのを思い出しました。

 まだ、一月だよ。春まで耐えられるかなぁ。ストーブをたき始めて一時間。やっと10℃になりました。

 明日から二戸出張。室外は-8度でも、部屋の中はマイナスってことは無いでしょう。ちょっと、安心。