14日に釜石の舞台監督さんから電話をもらいました。
Aさん 今、忙しいですか。
kom はい。勤務中です。
Aさん 仕事が終わるのはいつごろですか。
kom 16日ですね。
Aさん ?
と、いうわけで、雪の少ない沿岸地区の子どもたちに雪遊びの体験をという、『雪ん子野外教室』(1月14日~15日)が終わりました。
山田から宮古までバス。宮古から久慈は三陸鉄道。久慈から二戸はバス。という行程で、南は陸前高田、北は宮古の子どもたち39名を連れて、岩手県立県北青少年の家に行ってきました。
学校とは違ったはじけた雰囲気の初めて顔を合わせる39人と、カマクラ作り、そり遊び、カーリング、スノートレッキングと、冬満喫の2泊3日を共にしました。
何が大変かといえば、楽しんでもらえるようにテンションをあげっぱなし、率先してスコップを持ってカマクラを掘り進むと、先頭を切って遊んでいるようにみせて、細心の注意を払って、怪我やトラブルがないように配慮するという、二面性をもたなければならず、精神的にも肉体的にもグダグダに疲れました。
でも、最高に満足した子どもたちの笑顔を見ると、良い仕事をしているなと思うのです。
わざとそりで子どもたちの中に突っ込んでいったり、深雪の中にねっころがったり、本気でカーリングをして、子どもたちを負かしたりして、何度か『コムさん。大人気ないなぁ。』と、言われました。大人になりきれていなくて、一人遊びをする大人は増えていますが、子どもたちと本気で遊んで大人気ないといわれる大人はめっきり減ったように思います。
今まで、一番ライバル視しているのは、ディズニーランドジャングルクルーズの船長でしたが、先日ディズニーランドで『ジャングルクルーズの船長テンション高いよね。』と、娘に話したら、『仕事中の父さんの方がテンション高いよ。』と、言われました。WIN!
前の職場で某先輩がいみじくも仰っていました。大人が本気でやって楽しめないことを子供たちが楽しめるわけがないと。かくいう私も、子供にガキじゃないんだからとたしなめられて俺はガキだと、バカじゃねえのとあきれられてバカで悪いかと即座に応えてこそのこの商売だと自負しておりますから(笑)。勝負ごとは本気で打ち負かされてこそ子供は自分が相手に正当に認められていることを知るのだと思います。
前置きが長くなりました。19日の件、流動的で確かなことは申し上げられませんが、もしお邪魔させていただけるとしたら、予約なしで当日飛び込みでも構いませんでしょうか?
19日もいらっしゃてください。チラシを見たら18:00からでしたね。
お待ちしています。