R45演劇海道

文化の力で岩手沿岸の復興を願う。
演劇で国道45号線沿いの各街をつないでいきたいという願いを込めたブログ。

釜石市民劇場スタッフ会議

2008-01-05 23:19:20 | インポート

 1月5日(土)。釜石市民劇場のスタッフ会議に参加してきました。

 舞台装置で、江戸の街並みのシーンを書き割りで、4間だけでは広さが出ない、でも、それ以上長くつくるのは至難の業だと、喧々諤々話し合いをしました。

 私の感覚だと、もう書き割りの段階でアウトなのですが、そこは、演出ではなく一スタッフということで参加しているので、100歩譲って、書き割りの下絵なぞを描いておりました。

 話し合っている中で、舞台の両サイドにハの字型に書き割りを二つ並べれば、奥行き感も出るし、江戸の大通りの広さも表現できる、無理して長い書き割りをつくらなくてもよい、という全てを加味した最高の意見が出ました。ストンと落ちた瞬間です。

 自分の主張をぶつけ合いながら、みんなが納得した結論に至る。これも、芝居作りの醍醐味です。

 ストンと落ちたところで、釜石はチケット売りに重点を置き、制作からはちょっと離れようと思います。それは、3年前長期入院したときの前兆の体がきしんで、体のあちこちが痛み出してきたのと同じ症状が出てきたからです。

 そのとき妻に言われた一言を思い出しました。

 『こむろこうじにしかできないことだけしなさいよ。』

 心にしみる一言でした。

 というわけで、来週は、本業がらみ(?)で、自然を生かして、子どもたちが思い切り遊べる空間作りの研究と、ホテル業の接客の実態の調査を、ヤマザキパンであたったデイズニーランドペア券を使ってしてきます。公演間近の各劇団の皆さんごめんなさい。