R45演劇海道

文化の力で岩手沿岸の復興を願う。
演劇で国道45号線沿いの各街をつないでいきたいという願いを込めたブログ。

琥珀の大地《ドラマのように眠りたい2010in久慈》

2010-10-08 21:57:22 | インポート

 第一話 白樺山荘のクリスマス

 【アウトライン】

 平庭山荘で5度目のクリスマスを迎える二人のカップル。

 帰り際に、竜男は堅実に琥珀のブローチをわたすが、受け取りを拒否される。

 ブローチを地面にたたきつけて、壊した竜男の体に異変が起こる。

 第二話 消息不明の竜男

 【アウトライン】

 堅実は、消息不明になった竜男を捜すために、『やまぼうし』に立ち寄る。そこには、個性的な仲間たちが集っている。 

 広瀬こうみ が大好きな90年代で時が止まっている女性

 スノボ命の自称天才プレイヤー少女

 ラーメンを作り続ける男

 ラーメンを食べ続ける娘

 エッジのとぎ方に命をかける、磨ぎ師の女性

 彼らのもとで、堅実は竜男のことを話すが、誰とも会話がかみ合わない。

 第三話 竜男の葛藤

 【アウトライン】

 恐竜の姿になった竜男は、自分の行く末について自問自答する。竜男がたどり着いた結論は、『ガタゴン』というUMAとして生きていくことだ。

 第四話 YMG66に迫りくる危機 《創作依頼》

 【アウトライン】

 平庭高原スキー祭り。雪が降っていない。しかし、イベントは開催することになった。出演するのは、山形地区発のアイドルユニット『YMG66』。アンダーパス!の歌う、『たらりら』(久慈バージョン)を一緒に歌う。

 アンダーパス!が、去った後、『YMG66』が、森の秘密の場所に向かう。その通り道、『YMG66』のメンバーの一人が、何かを踏んでしまう。それは、なんと竜男の尻尾であった。

 襲い掛かるジェラシック竜男、しかし、予想に反して彼女たちの反応は、竜男に好意的だ。すり寄る女子、写メを撮る女子、そして、竜男は彼女たちに、『ぴんくざうるす?』という名前までつけてしまった。

 なんと、竜男が変身したのは、見るもおぞましい恐竜の姿ではなく、愛くるしいピンク色の恐竜の姿だったのである。

 彼女たちは、竜男をかくまうために、彼女たちが昔作った秘密基地を提供する。

 第五話 ボーイスカウトバッチテスト

 【アウトライン】

 ボーイスカウトのバッチテストで過酷な条件で野営をするボーイたち、サバイバルに耐えられる子どもたちに対して、リーダーは寒いのも暗いのもだめな男であった。

 そこに、ざうるすが現れた。

 逃げ惑う男、ざうるすをからかう子どもたち…。

 第六話 山形交番 《創作依頼》

 【アウトライン】

 事件がなくて暇な交番、そこに何者かに襲われたという女子高生が現れる。刑事たちは、俄然やる気になってくる。

 第七話 アーミーVS日本兵

 【アウトライン】

 竜男が食事をしていると、そこへ、アメリカ人の男が現れる。彼は、ざうるすと出会っても平気である。彼は、ウルトラマンの発祥の地日本には、かいじゅうが居るのが当たり前だと思っていたのである。

 そこへ、現れた旧日本兵平民雄!アメリカ人を日本を侵略に来たものと思い、臨戦態勢に入る。

 第八話 竜男の母さんと妹

 【アウトライン】

 堅実は、竜男の母のもとを訪ねる。母は、神隠しにあった息子のことを、他まずさが恩霊の仕業だと、疑わない。

 そんな、母に愛想をつけて、妹の唄は友達のはるかと家を出て行こうとしてる。

 堅実は、竜男のことも忘れ、この親子の仲を取り持とうとする。

 第九話 日本兵と堅実

 【アウトライン】

 自分は人間だということを堅実に伝えて欲しいと頼まれた、平民雄は、堅実のもとを訪問する。

 第十話 堅実とざうるす

 【アウトライン】

 竜男の居場所が平庭だと知った堅実は、平庭高原に直行する。そこで、竜男がざうるすになってしまっているのを目の当たりにする。

 ざうるすが竜男であることを確認するために、昔話を始める二人。しかし、そのうちに、二人はお互いなくてはならない存在であることに気がつく。

 最終話 決戦は平庭

 【アウトライン】

 ざうるすが竜男だと気づかない人たち、竜男だとわかって連れ戻しに来る人たち、竜男を取り巻いて、多くの人たちが平庭高原に集結する。

 取材が来るのを予想して、ここぞとばかりに売り込みにかかるYMG66と、唄&はるみ。女子高生を襲ったざうるすを捕獲に来た警察官。ラーメン代を取り立てに来たラーメン屋の男。神に祈る竜男の母。そんな中でもスキーとスノボをしようとする二人。竜男を連れ戻そうとする堅実。

 そんな中、サーチライトの中に、竜男が浮かび上がった。

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