ホリスティックヒーリング宙『心の扉を叩いてみたらきっと何かが見えるはず聴こえるはず』

ホリスティックヒーリング宙(sora)のヒーラー&臨床心理カウンセラー株本のぶこが心・心と身体について綴っています

コンプレックスを受け容れる08'

2008-08-02 10:22:18 | 心・身体・癒し

先日、学院の広報から作文を書いて欲しいとの話がきた。
別に断る理由もないので書いたところ、今日会報が届いて作文が掲載されていた。

題名は「コンプレックスを受け容れる」

実は、三つの作文を提出、そのうちよいと思うのを選んでと言ったところ、これが選ばれていた。へぇーという感じ。私が通信短大に入学する際の葛藤をちょっとだけ紹介している。
で、ここにも掲載させてもらうことに。
拙文ですが一読のほどを。


ひとは誰もが何らかのコンプレックスを持って生きているように思う。そして、そのコンプレックスをいかにして克服するかに精力を傾けているひともいるだろう。
私もかつてはそんなひとりだった。私のコンプレックスは学歴。高卒ということがここ一番というとき、意識の中でハードルとなっていたことは否めない。
学院を卒業して一年後の冬、コンプレックスを解消したいと通信短大に通うことを考え始めた私は、それを教育分析で相談することにした。
しかし、それに対しての講師の答えは意外なものだった。
「コンプレックスを解消するために学校へ行くのは疑問。コンプレックスがあることを認め、そこから本当に自分が必要なもの、求めているものを見出す意識を持たなければ例え学歴コンプレックスが解消できたとしても、この先も延々とコンプレックスを探し出し、解消し続けようとする。そこをよく考えるように」と指摘されたのである。
これには些かショックを覚えたが、「確かに一理ある」そう思った私は再考することを決めたのだった。
そして数日後、突然、コンプレックス解消ではない別の短大入学の目的が見えてきた。
「心理と表現を学びたい」という気持ちが湧いたのである。しかもその目的に即したコースが入学を予定していた通信短大にあったのは幸運だった。
現在、私は通信短大の二年に在籍し科目習得試験、スクーリングと多忙な日々を過ごしている。
発達心理学を始めとして、いくつかの心理学分野を学ぶと共に、企画書、演出、プレゼンテーション、小論文といった科目を学んだことは、今後セミナー、ワークショップなどの企画、運営などの活動をした場合、必ずや役立つだろう。さらに短大に学んだことで一層、心理学、心理カウンセリングへの思いを再確認できたことは一番の収穫だった。
最初は学歴コンプレックス解消から始まった短大への進学。しかし、結果として単にそれを解消する目的では得られなかったであろう、大切なものを獲得したことを今、改めて感じている。

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