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引越しいたします。

ラビアWUC総裁オーストラリアへ:「子供の手紙は偽造されたもの」

2009-08-07 02:14:20 | ニュース

ラビア・カーディル世界ウイグル会議総裁は一昨日、オーストラリア、シドニーに到着した。いま、中国メディアで中国に残した娘のロシャングルさんと弟のメメット氏などが連名で書いたとされるラビア総裁への手紙が発表されている。
それらのことを解説したアジアニュースサイトから転載する。

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シドニーにて

中国はらは私と子供たちの間の神が創りたもうた愛を支配することはできない。

そのウイグルの指導者は中国による彼女の家族の扱いを非難し、子女の何人かによる彼女が新疆での事件の裏側にいると責めている手紙を偽造だと言った。
ラビア・カーディルの子女の多くは監獄にいる。中国のやり方は文化大革命の時代から同じであり、ダライラマに対してのやり方と似ている。


http://www.asianews.it/index.php?l=en&art=15956&size=A

シドニー(アジアニュース イタリア)
ラビア・カーディル、その暴乱の前から中国におけるそのムスリムの少数派の権利の運動家であった亡命ウイグル人は、北京によって発表されたラビアの子供たちが7月はじめの新疆における全ての暴力に責任があると責めている手紙を偽造だと非難した。

国際映画祭に出席する為にシドニーに到来し、ラビア・カーディルは言った。「中国は力を持っている。彼らは私の子供たちの言うことを管理し、私を責める為に言葉をねじ曲げることもできる、しかし彼らは私と子供たちの間の神が創りたもうた愛を支配することはできない。」ラビアは付け加える。
「私は私の子供たちをわかっている。」
「母を批判する者はいない、たとえ母が悪いことをしたとしても。」

中国の報道機関によれば、その捕らえどころのない手紙に十分な報道を行っているが、2人の息子カハールとメメットと娘のロシャングルからの(注、実際はメメット氏は弟)「あなたのせいで、ウルムチに住んでいる多くの全ての民族の無実の人々が資産、店、車両への甚大な損害とともに命を失った。」とのメッセージが発せられた。

息子のうち2人は収監されている。2007年アブリキム・アブディリウムはウルムチの法廷で懲役9年を宣告された。訴状によれば、アブリキムは分離主義者の記事をインターネット上に広め、政府に反対しての行動を扇動し、中国における人権状況と民族政策を「ねじ曲げ」たのだという。アブリキムはまた、三年間政治的権利を奪われた。もう一人の息子アリム・アブディリウムは脱税容疑で2006年9月に懲役7年の刑を受けている。もう一人の息子も脱税で逮捕されたが罰金刑を宣告され一人の娘も何年も自宅軟禁を受けている。

「私は中国当局および彼らが敵を批判するための古いやり方、新しいやり方のことをわかっている。」

ウイグルの民主指導者の信用を失墜させる試みは、2008年の北京オリンピックの前にダライラマに対しての嘘と侮辱に満ち溢れたキャンペーンを思い起こさせる。
政府高官はダライラマを「天使を偽装している悪魔」とか「羊の皮をかぶった狼」だと非難した。

このとらえどころのない手紙は文化大革命当時の中国当局のやり方を踏襲しているものだ、毛沢東は青年達に彼らの両親を非難するように呼びかけた。興味深いことに中国メディアに引用されている手紙の特定部分は北京の新疆での事件の解釈を徹頭徹尾モデルとしている。

7月5日、ウルムチで何千人ものウイグル人のデモが漢族中国人との衝突に悪化してしまった。中国はラビア・カーディルと世界ウイグル会議を「多民族間の団結と調和を破壊するための」計画を目論んだとして非難した、そしてラビア・カーディルが197人の大部分は漢族の死者に直接責任があるとした。
他方、亡命ウイグル人たちは中国の軍隊と警察の浅はかさと1,400人以上のウイグル人の逮捕とラビア・カーディルによると「少なくとも一万人」の行方不明に導いた扇動を非難した。

注意深い観察者はこの出来事が北京により強い国中への支配と、数ヵ月後の中華人民共和国建国60年へのより強い団結を与えたと確信している。

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