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「ジャスミン革命」騒乱の不安が中国をウイグルへの弾圧に導いている。(UAA声明)

2011-03-06 21:57:49 | ニュース

Chinese fears of “Jasmine Revolution” unrest lead to clampdown on Uyghurs.
3月1日 在米ウイグル人協会声明
中国大都市でのいかなる異論の小さな徴候でも踏みにじる中国の公安の厳しい手段のなかで、そして中国の市民が民主政治賛成の「ジャスミン革命」を求めているうちに、東トルキスタンの(中国)当局はウイグル人を力で弾圧するよう執行し、どのような起こりうる騒乱も回避しようとしている。
報道では五人のウイグル人が2月22日と2月23日に区都ウルムチで拘束されたといわれているが、ウルムチでは諸当局が先般からウイグルの民主指導者ラビア・カーディルさんに反対するプロパガンダ運動を強化していた。そしてウイグル人が多数派を占める東トルキスタン南部のカシュガル市では、当局はいかなる小さな混乱の徴候も即時に阻止する為、消防車と装甲車を展開配備させていたのである。

ウルムチで逮捕された5人の中にはホタン出身のハルムラト・イミン氏、23歳は2月22日に「愛の10条件」や他の「不法な」出版物やDVDを没収する運動に関連して、「反革命プロパガンダDVDの不法所持」と「国家安全転覆」容疑で逮捕された。映画「愛の10条件」はラビア・カーディルさんの半生や奮闘に焦点をおいてる作品である。

4人のウイグル人の若者もウルムチのラビア・カーディルデパート(熱比亜大厦)の前で2月23日に「公秩序紊乱」「公務妨害」の容疑で拘束された、そして他の近くに集まっていたウイグル人も強制的に散会させられた。

ウルムチや、チベットの首都ラサの住民によると武装警察が二十四時間諸都市を巡回しつづけて住民のきびしい監視を続けている。ウルムチでは武装警察は街頭だけでなく、バスの中でも見ることができる。
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RFE/RL

「中国当局は実力の誇示とともに反応しています。それが中国当局が知る平和的な集会に応答するための唯ひとつの方法なのです。」

ラビア・カーディルさんは語る。

「中国当局はどのような異論派の可能性でさえも、その権力に対する脅威であり取り除かなければならないと見なしています。なぜなら中国政府には一般民衆の不平不満を処置するようないかなる仕組みというものもないからです。」

「一党独裁国家の中国では彼らの政策へのどんな異議申し立てのための機会も全くありません。」

中国当局はインターネット上にウイグル語で現れていた「ジャスミン革命」へのどんな言及も即座に削除することを作業しつづけている。東トルキスタンの政府官員は2009年7月にウルムチで起こった大規模抗議活動の直後から地域の不安定に特に警戒しつづけている、そして何千ものビデオカメラを設置しウイグル人の経営するメディアを閉鎖することによりウイグル市を厳しく掌握しつづけている。

昨近、ネット上で中国政府の腐敗に反対し政治改革を支持する抗議活動をするために公共の場所に集まろうと言う呼びかけが回覧されるなかで、公安部隊は北京、上海そして他の都市でも大規模展開をし続けている。ジャスミン関連の抗議活動がほぼ実現していないにもかかわらず、多くの外国人ジャーナリストが撲打されるか、または拘束されている。

2月23日の中国公式メディアによると4人のウイグル人が2010年8月から11月の間に起きた三件の別個の事件において役割を果たしたとして死刑を宣告されていた。在米ウイグル人協会(UAA)は、この死刑宣告文はウイグル人の住民を脅迫することを試みる為に言い渡されたものであり、またこれらの事件に適用されている刑事訴訟および裁判の手続きの公正さには多くの疑問があると確信している。

ラジオ・フリーアジア(自由アジア放送)の12月30日の報道によると19歳のウイグル人女子学生ペジレット・エクベルさんは2010年4月の秘密裁判において2009年7月5日にウルムチで起こった暴動に関与した容疑で2年の執行猶予とともに死刑を宣告された。ウルムチでの2009年7月の騒乱に関係して東トルキスタンで少なくとも9の処刑が執行されている。

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