日本舞踊 西川鯉男 お稽古場

伝統芸能の日舞を楽しく学ぶお稽古場の雰囲気をお伝えしたいと思います。鯉絵の「独り言」も織り交ぜて、、、

腿の筋肉

2006-03-31 23:41:07 | 日本舞踊
「羽根の禿」という日本舞踊は、普通お子さんのお稽古にするのですが、家にはもう一つあって、ぽっくり(禿の履物)を重ねて乗って高い所の羽根を取る振りや、自分で羽根を出したりお客様に隠してしまったりと大人でないと出来にくいように振付けてあります。で、この夏の浴衣浚いで久し振り(30年ぶり)にはつ乃さんが踊る事になりました。そこで、父鯉男の15回記念公演の折のビデオを見返しました。実に可愛らしくしっかりと踊る姿に涙がでてしまいました。なぜなら、長い入院生活で足の筋肉が衰えてしまっているからです。今月入門した男子学生は当然,父を知らない訳で、ビデオを見て男だと言う事に驚いていたほどです。そして、はつ乃さんにしっかり腰を入れお稽古をつけて今私の腿の筋肉はだるさを感じます。それは私の身体が自由になるからで、そう肉体には限りがあるんですね、踊れる幸せに感謝して,父の分も踊りましょう。
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プルミエール

2006-03-30 22:47:54 | 門前仲町グルメ情報
この春は紺色とフリル、水玉模様、ブラウス、などが流行りとか、、、で、私は紺のジャケットを買いました。中に来ている紺色のワンピースは8,9年前のもの。ストンとしたワンピースにオーバーブラウスがついていたのですが、ブラウスの裾を切ってワンピースの裾に足し、更にブラウスの裾と袖口にゴムを入れてブラウジングさせ、今年っぽくさせました。これ全て、仲町のブテイック「プルミエール」のお洋服で、リフォームはオーナー「よしこさん」のアイデイアです。鯉絵お気に入りのお店です。年に4回イタリアやフランスにオーナー自ら買い付けに出かけ、値段は仲町価格で提供してくれます。実は私サイズが日本だと5号、7号でお洋服を買うのは大変だったのですが「プルミエール」を紹介されてから、ここばっかりです。何しろ自宅から日本舞踊のお稽古場までの道の途中にあるので、便利!別に小さい人用のお店じゃなくて背の高い人も大丈夫ですが、フクヨカになったら、着られない服ばかり。それも体重セーブに良いかも!ちょっと派手目な服は好みにぴったりなんだけど、一番のお薦めはオーナーの「よしこさん」彼女の頭の中にはお客さんの買った服がインプットされていてこちらが忘れてる服なのに、このパンツを買って3年前にお買い上げ頂いたあのトップスと組み合わせたら今年っぽくなるとコーデイネートしてくれるんです。まるでお抱えのスタイリストみたい。それにいっぱい買った時もたいしてお買い物できないお財布状態の時も全く態度が変わりません。その人柄や、お洋服に惹かれ、集まる御客様も楽しい方ばかり。ちょっとサロン化してるので、お馴染みさん以外入りにくいお店のようですが、全く問題ないんです。是非いらしてください。
Boutique PREMIER http://www.prem.jp/
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仲町にいらっしゃいませ

2006-03-28 18:17:20 | 日本舞踊
桜が満開になりました。お花見にぜひお出かけください。日本舞踊西川鯉男稽古場は明日も1時から夜までお稽古中です。上級者から今月入門した方までそれぞれに楽しんでいます。
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携帯電話

2006-03-27 23:30:23 | 日本舞踊
今時、私、携帯電話持って無いんです。かえって希少価値がありそうなくらい、人が驚きます。実は昔こんなに普及する前、アイロンみたいな形の頃持っていたのですが、車の運転を世のため人のため止めてから、持たなくしちゃいました。私サイドから何の支障も無い!と思っていたのですが、こうも普及してくると、外出先で公衆電話がなくなり、待ち合わせはアバウトになり、途中の予定変更の際、連絡できず迷惑をかけ、最近持たなくても良いとの決心は揺らいでます。ただ、らくらくホンを友人に薦められたのはちょっと心外。
ただPCは触りますので、日舞のお稽古日のお知らせ、またはお弟子さんからの時間の変更や欠席などはメールを使っています、がPCなのでずーっと見てるわけじゃないから、急ぎの連絡は電話にしてもらってます。やっぱり携帯持つかなあ
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2006-03-26 22:29:31 | 日本舞踊
仲町の桜の名所は稽古場の裏手の川沿いでしょう。今開花宣言されましたが、七分咲きといったところですから、今週が絶対見頃です。屋形船で良し、仲町側の川沿いは飲むお店ばかりですから花見酒に良し。お花見は大好きですが、青いシートを敷いてお酒を飲み、大声で談笑し、ましてやカラオケなど言語道断。もっと品良くお花見したいものです。ゴミはもちろん持って帰りましょうね。桜というと、日本舞踊では「娘道成寺」「吉野山」が浮かびます。舞台で見る桜の描かれ方は華やかで綺麗で派手ですが、実物を見た時に凄みと言うか,妖しさを感じるのは私だけでしょうか。
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本を読んで

2006-03-24 22:50:09 | 日本舞踊
先日、深川の祖父母宅に面白い本があり読んでいました。八世坂東三津五郎著(日本舞踊坂東流家元、今の三津五郎、女優の池上季美子の祖父)の「歌舞伎嘘と美」という本です。言葉遣い、文章はプロの作家が書いたみたいでとてもうまいんです。型、歌舞伎十八番、丸本、踊り方、セリフまわしの今と昔の違い、脇役の心得、上方と江戸の役者の違いなど詳細に書いてありました。
作者も見たこともない芝居(勿論私も知らなかった。)から普段上演されている狂言の今と昔の比較がとても面白く、自分が子役で共演して、実父七世、六代目、十五代目、初代吉右衛門など現在第一線で活躍する俳優の祖父達のことも書いていました。(この本は昭和48年10月初版)
 表紙をめくると左隅に達筆な字で「三津五郎」と書いてあります。味わいのある字です。これは私の曾祖父小島二朔(劇作家)と作者は曾祖父が狂言作者をしていた時代から親交があったと祖父母から聞いております。曾祖父は作品を創作するときによく作者に聞いたりしていたと言います。博識ぶりがうかがわれるお話ですね。
踊りの事も小道具、衣装の違いが詳細に記してあり、やり方に違うことも知れました。
様々な角度から書いていました。皆様ご一読を!  鯉匠
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東陽ひふ科医院

2006-03-23 23:13:53 | 日本舞踊
かかとに硬いおできが出来たので、かかり付けの鄭先生の診て頂いたら「イボ」だそうです。へえ、これがイボってものなのか、と驚きました。低温でウイルスを殺すそうで、シューとちょっと痛い治療ですが、続けています。鄭先生に何か当ったのが原因じゃないかと言われて、「そういえば、頂き物の足袋がちょっときつかったのかも」「お!粋なもの履くんだね」「はい、日本舞踊を教えてるものですから」「最近習う人増えているでしょう」ですって。日舞はブームなんでしょうか。治療の後「足袋は足に合った物にしてね」と言われちゃいました。いつもは誂えの足袋を履いてるのですが、知り合いの知り合いが太ってしまって新しい「むさしや」の足袋が20足もあるというので、貰っちゃったのです。元々ぴたっとした足袋が好きなので、小さめだけどいいかなと欲を出した結果です。
さて、この鄭先生は深川辺りじゃ、シミのレーザー治療を安くしてくれるので、大人気の皮膚科の先生なんです。安いだけじゃない、もちろん腕もGOOD!
東陽ひふ科医院  東陽4-5-15ー6F 3645-1490
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懐かしい人に会いました

2006-03-22 23:08:10 | 日本舞踊
父、鯉男の元に住み込みの内弟子さんとして最初の名取りさんになった、西川正一郎さんが,長い入院生活をする父を案じて来て下さいました。父に付いて、戸倉温泉、柳橋、向島の芸者衆や産経学園、自宅と各お稽古場で日本舞踊を修行した方です。内弟子になる前、当時まだ東西線は開通してなくて、市川の自宅から錦糸町に出て都電に乗って深川不動尊前まで通ってきたとか。「小学生には遠い道のりを1人で通ったけど、日舞が好きだったのかどうか分からない、母親と小島先生にはめられたんですね」筝曲の家元だったお母様と私の祖父小島二朔(劇作家で古曲の会をよく催していた)とが知り合いだったんです。そういえば私も小さい頃祖父に連れられて筝曲の米川先生のお家に行ったりしてたことを思い出しました。彼は今、地唄の演奏家として活躍していますが、「踊りたいなあ」とおっしゃってました。鯉男先生にまだ何の恩返しもしてないから何かお役に立ちたいと、そしてお母様を送って、肩の荷が下りて飲みすぎてるかなあという彼に母鯉好が「身体を大事にしなくちゃ!私は親代わりなんだから」と叱って、今なお弟子師匠の関係は一生ものという旧き良きものを感じちゃいました。
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お彼岸

2006-03-21 22:49:09 | 日本舞踊
我が家のお寺は今戸にあります。浅草から花川戸、山谷堀、待乳山聖天をすぎて、今戸に着きます。浅草は「三社祭り」や「五郎」に、山谷堀は「北州」、待乳山は「都鳥」、「梅の春」の今戸の浅煙りと歌い出したくなってすいすいと歩けちゃいます。でいいお天気に誘われて、浅草寺裏の伝法院通りが江戸っぽい町並みになっている所を抜けてビュウホテル近くのステーキ「松浪」でランチ。ここは門前仲町グルメから外れちゃいますが、1575円からランチがあって美味しいお肉を目の前の鉄板で好みの焼き加減に仕上げてくれます。今日もミデイアムレアが美味しかったです!大満足して、銀座線田原町駅へ。ここはご存知、役者の紋がホームにあります。清元延寿太夫の柏、常磐津の家元はこれなんだっと、向こうのホームに見えるのは名前まで見えないけど、左団次だ、重ね扇は小唄にあるし6代目だわ、と電車に乗ってしまうのが惜しいようでした。日本舞踊を踊ってないのに、とっても江戸気分の半日でした。
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浴衣浚い目指して

2006-03-20 22:17:32 | 日本舞踊
火曜日が祝日なので今日に日舞サークルを振り替えました。都鳥をお稽古しているかずこさんが花粉症のせいで元気ないのかなと思ってはいたのですが、お稽古を普通に始めて、座って三ついざるところが上手くいかないので、繰り返すと「実は40度の発熱で会社を休んで寝ていて、やっと回復して今初めて出てきたのでそれは出来ない」とのこと。んーまじめに取り組もうという人ばかりが集まってきます。ほんと頭が下がります。こちらも心して教えなければ!
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