日本舞踊 西川鯉男 お稽古場

伝統芸能の日舞を楽しく学ぶお稽古場の雰囲気をお伝えしたいと思います。鯉絵の「独り言」も織り交ぜて、、、

ようこそ新人さん

2006-03-03 21:30:04 | 日本舞踊
3月から1年半ぶりの男子学生と女子学生が入門しました。一時期5~6人来てたたのですが卒業して地元に帰って行きました。まず、始めに教える日本舞踊は男子には「五万石」女子には「潮来出島」にしています。もちろん、以前に習ったことがあるとか、子供だとかで変えますが、、、これは流派によってもお師匠さんによっても違うと思います。実は20歳の時教える事になって始めに教えるものが判らなくて母に習ったのです。つまり名取りになってから習ったという事です。私は物心付くか付かない頃から、日舞に接する生活で、手の付いた籠を見つけてそれをしのぶ籠に見立てて、法界坊の真似をして遊んだりしてました。手ほどきを習う前に初舞台の「お夏の里の子」をお稽古してもらって、当時毎年新橋演舞場で鯉男会があり。夏には浴衣浚い、踊り初めとスケジュールいっぱいでこれをこなすだけで、一年が過ぎていくのでした。教えることって、勉強できますね。
コメント
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