日本舞踊 西川鯉男 お稽古場

伝統芸能の日舞を楽しく学ぶお稽古場の雰囲気をお伝えしたいと思います。鯉絵の「独り言」も織り交ぜて、、、

スーパーでの出来事

2008-09-28 22:30:52 | 日本舞踊
日本舞踊に関係ないのですが、スーパーの話のついでにもう一つ。レジで会計を済ませ出口近くの花売り場を眺めて居ると、何故か花の棚に「つぼ漬け」の1袋が並んでいたのです。綺麗な夢を売るアレンジの花の棚に似つかわしくないお漬物の袋があるんです。丁度店員さんが通りかかったので呼び止めて教えると私に怪訝な顔。いえいえ私が運んだのではありませんよ。事情が飲み込めると「んー、何でしょう万引きしようとして見つかったので証拠隠滅しようとしたのかしら?兎に角、教えていただいてありがとうございます」周りはちょっとした人だかり。不可解な出来事でした。
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子育て

2008-09-26 00:16:23 | 日本舞踊
スーパーの駐輪場で2歳と5歳くらいの兄弟を連れたお母さんが二人を自転車に乗せようとしている所に遭遇しました。私は日本舞踊のお稽古を済ませ一人で自転車の鍵を外していました。そのお母さんが一人をやっと乗せると、上の子が乗ろうとして隣の自転車を倒してしまい、正にドミノ倒し!私は途中で支え、止めました。私が持っている間に「すみません。」と立て直そうと、下の子をやっと乗せたのに又降ろし、立て直していると倒してしまった上の子は「ごめんなさい」下の子は多分手伝おうとしたのでしょうがお母さんから「危ない!」と叱られて、悲しそう。忙しい夕方に手間にかかることを仕出かし、尚且つ怪我をしそうな危ない状況。今なら子供の気持ち、お母さんの気持ちどっちも冷静に良く分かります。私にも大きくなった二人の息子が居ます。あの頃大変だった事を思い出しました。あーめちゃくちゃ可愛いんだけど、必死だったなあ。
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檜舞台

2008-09-22 22:48:18 | 日本舞踊
日本舞踊西川鯉男稽古場の舞台は広い檜舞台です。檜は柔らかく扇を落としても、棒を突いても傷つきます。ですからリフォームして3階から1階にお稽古場が移って21年、たくさんの傷がついてしまいました。釘を一本も使わない舞台は夏は湿気でみっちりとしますが、冬場は隙間が開きます。まさに呼吸しているようです。そしてこの桧舞台は踊りやすく、トンと踏んだ音が良く、尚且つ膝の負担にもなりません。最高の条件で日本舞踊のお稽古が出来ます。ここでお稽古できる事に感謝
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正座

2008-09-19 11:09:45 | 日本舞踊
日本舞踊のお稽古場は畳敷きの和室と桧舞台で構成されてます。お稽古の順番を待ちながら、他の方のお稽古を拝見する時は畳敷きで正座となります。鯉絵のお稽古は予約制なのであまり長いこと正座はありませんが、それでも若い方は痺れるようで、順番になっても直ぐに立てないこともシバシバです。私は小さい頃から古典芸能に親しんでいるので正座は得意と思われますが、実は苦手です。日本舞踊のお稽古は中級者くらいまではじっと座ってなどいられず、一緒に踊る事が多いですし、清元のお稽古はアイビキをかいますし、自宅はソファーにベットで想像されるよりは正座していません。それでも一般の方よりははるかに正座していますが。この正座の減少で現代人は足腰が弱っているというお説を伺いました。在るかもしれませんね。ちょっと辛いけど、正座をして背筋を伸ばし、きちんと手を着いて礼をする。良いものです。
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門前仲町でよかった!

2008-09-15 20:55:33 | 日本舞踊
日本舞踊西川鯉男稽古場の近所に住んでるWさんが、お稽古の前に「すいません。ばたばたしちゃって預金通帳を見失ってしまって、一回帰ってから月謝を持って来てもいいですか?」「来週でいいですよ」そんな会話の後お稽古したのですが、どうも調子が悪く中々覚えられませんでしたが、まあ兎に角終わって帰っていかれました。それからややしばらくして彼からメールが来ました。「あれから預金通帳を探してお稽古場の周りを探す内、仲町の交番まで行ったら届けてありました。(口調から家の中でどこかにしまい忘れたのかと思っていました)それで受け取るのが週明けなので、すみませんが月謝は次のお稽古にさせてください。実は通帳が気になって日本舞踊のお稽古は上の空だったのです。」そりゃそうでしょう。でもちゃんと届けて下さる方が居るなんてやっぱり下町っていいですね
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名古屋踊り

2008-09-12 12:05:42 | 日本舞踊
西川流では毎年日本舞踊の長期公演を行なっています。これは他流にはない画期的なものです。初日に鯉好先生も名古屋に行きました。色々盛りだくさんの演目の中、長寿先生の「傀儡師」が確か80歳を超えるはずなのにかくしゃくとして尚且つ円熟味を増し良かったそうです。芸の勉強に終わりはないですねえ。
さて、夜になると古いお友達の方たちとしゃぶしゃぶを食べに行ったら人間国宝「常磐津一巴太夫」さんがいらしていて先日の文字太夫家元の会を拝聴した話など歓談したそうです。
そうして鯉好先生は七十路を超えて初めて「ゲイバー」に連れて行かれたそうな!「話が可笑しくって楽しかったわー、綺麗なのよー」お酒も飲まず3時まで付き合うとは、よっぽど楽しかったのでしょう。今まで自分の為に時間を使うなんてなかったのだから、充分楽しんでもらいたいと娘としては思います。
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水害

2008-09-02 23:00:59 | 日本舞踊
新宿産経学園で日本舞踊のお稽古を済ませ、着替中のおしゃべりで母と同年代のSさんが、かつて島根に住んでいた頃に水害にあったと話してくださいました。床上70cmにもなったとか。昼間は職場に水が出そうだと呼ばれ手伝って帰った夜に自宅が水浸しになってしまい「あっと言う間なんですよ」と教えてくださいました。電化製品はダメ、車はとんでもないところまで流され当然ダメ、困ったのが灯油のタンクが倒れ流失、変な臭いがしたり、後始末の畳の重い事、家の土台についた泥を乾かさなくてはならない事、等など気の遠くなる作業と経済的損失。大変なんだろうとは思ってましたが、具体的にお聴きすると、その大変さが忍ばれます。そして、お嫁さんとして地方で暮らした経験から「隣の猫が死んだのも、電信柱が高いのも皆私が悪いのよ!そんな時代だったのですよ。」そこで母も「そーそー分かる!!!」昭和一桁世代は苦労したんですねえ。せめて今たっぷり大好きな日本舞踊を楽しんでください。
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