日本舞踊 西川鯉男 お稽古場

伝統芸能の日舞を楽しく学ぶお稽古場の雰囲気をお伝えしたいと思います。鯉絵の「独り言」も織り交ぜて、、、

大人の「夕立」

2008-05-30 12:17:25 | 日本舞踊
御守殿の硬い「滝川」がチョイ悪の「七之助」に襲われ、嫌よ嫌よも好きのうち、といった内容で、中々若手には踊りにくい日本舞踊です。やっぱりUさんくらいにならないと、、、でも普通のプラチナ世代は痛い所があったりして年寄り染みるのですが、Uさんは奇跡と言いたい位の元気さ、若さ。普段のさっぱりとした江戸っ子のUさんなのに、舞台ではぐっと色っぽくなるところが日本舞踊の良さなんですね。
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若手の目標となった「雪」

2008-05-27 00:00:00 | 日本舞踊
素敵とお稽古を見ていた若手はうっとりしていました。「私も踊ってみたい!」其の気持ちを大切にいつか現実にするように普段のお稽古頑張りましょう。
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踊り手から地方へ「雪」

2008-05-26 00:00:00 | 日本舞踊
地唄をお願いした間々田昇岳さんは序幕「青海波」を踊った西川正一郎さん。長い鯉男会の歴史の中でも日本舞踊を踊って、地方にもなった方は居ないです。父鯉男の元で内弟子として日本舞踊を修行し、後にお母様の後継者として筝曲の家元になられた経歴のなせる業です。賑やかな楽曲の中でじっくりと聞かせる地唄は良いものです。
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こちらも久しぶり地唄「雪」

2008-05-25 00:00:00 | 日本舞踊
鯉男会では何十年ぶりでしょうか?動きが少なく、じっと思いつめた腹芸とも言うべきものですから、大変難易度の高い日本舞踊です。京風のお座敷で上げ鬢の芸者姿でベテランのkさんが挑戦です。普段から鯉男門弟随一の上品な方ですから、ピッタリでした。
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照明でお月さま「秋の色種」

2008-05-24 00:00:00 | 日本舞踊
当日開幕前でないと位置調べという実際の舞台での立ち位置や花道を歩いてみるという事は出来ません。そしてそれらが済むと照明の調整です。今回お月さまを使うのはこの日本舞踊だけです。くっきりにするか、ぼやかすか照明さんとも話し合い決めました。衣装、鬘、小道具、大道具、照明、誰に地方をお願いするか、など会主のセンスが問われます。
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50年ぶり?の「秋の色種」

2008-05-23 12:04:37 | 日本舞踊
第1回、2回と出した「秋の色種」ですが、虫の音のところが歌が無い三味線だけなので曲を良く解っていないと踊れませんし、綺麗だけれどさらりとしているので盛り上がりをつくるのが難しく、敬遠されていた演目です。難しさの割りに地味という事です。ですから独り立ちや浴衣浚いなどでは勉強になるのでよくお稽古する日本舞踊です。長唄を8年習った鯉匠にはうってつけながら、柔らかく踊るのが大変で、其の分良い勉強になったと思います。
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2度目のコンビ「秋の色種」

2008-05-21 00:00:00 | 日本舞踊
鯉匠、起央のコンビは「吉野山」で忠信、静御前の主従以来です。今回は若い恋人同士でしかも物語やセリフなど大掛かりな演出はありません。元禄風の拵えでなよっと魅せるのにはかなりのお稽古が必要でした。
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花道の引っ込みでも又トンボ「お祭り」

2008-05-20 21:59:06 | 日本舞踊
大サービスです。絡みのお二人ありがとうございます。気持ちよかった!見ている方が気持ち良いのだから、踊ってる方はさぞかし、、、派手な日本舞踊の中でも最高に派手な一幕でした。
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トンボも決まって 「お祭り」

2008-05-19 23:42:36 | 日本舞踊
トンボというのは前転のことです。主役が合図をするとぽーんと返ってくれます。これは普通の舞踊家は無理なので、歌舞伎の役者さんを頼みます。当然日当をはらってコストは掛かりますが、派手になり、主役がぐっと引き立ちます。今回のからみさんは若くてトンボのきれがよく尚且つ親切!こちらの振りだと二人同時に舞台でとんぼを返るところがないから、こうして増やしましょうと自ら振りを替えて返ってくれました。写真でみると二人が息を合わせて返ってくれている事がよく分かります。
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かっこよく「頭」で 「お祭り」

2008-05-18 18:22:25 | 日本舞踊
普段は品の良い優しい奥様といった風情のIさんながら今回はきりっと立ち役で粋な頭に扮し、からみを使って歌舞伎さながらにせり上がります。こういう変身できるところが日本舞踊の魅力なんですね。
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