日本舞踊 西川鯉男 お稽古場

伝統芸能の日舞を楽しく学ぶお稽古場の雰囲気をお伝えしたいと思います。鯉絵の「独り言」も織り交ぜて、、、

きつい時ほど日本舞踊 2

2011-11-28 00:01:09 | 日本舞踊
人の生き死にに関わることもある仕事をしているKさん。今月も忙しく日本舞踊のお稽古にやっと来られたのは、25日も過ぎてから、、、
でも、お稽古前の表情は冴えません。聞けば、仕事で「死」の場面があったとのこと。とにかくお稽古しましょうと、「賎の小田巻」でお稽古中は静御前となり、義経を慕い、台詞で声を張り、踊ってよよと泣き崩れ、お稽古が終わって、「ありがとうございました」と手をついたご挨拶の時の表情は晴れ晴れとしていました。そうなんです、日本舞踊のお稽古って気持ちをリフレッシュするのには最適なんです。辛い時ほど、日本舞踊を役立てて頂きたい、癒やしになってます。
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蠍座の女

2011-11-15 22:53:04 | 日本舞踊
私、蠍座なんです。「蠍座の女」という曲がヒットしてから、どうも執念深いというイメージがついてまわりますが、実際の私は忘れっぽい。
良くいえばさっぱりしているのですが、学習能力に欠けているかも、、、
しっかりしていると見えるらしいのですが、うっかりしてますので、皆様の助けでやっとなんとか出来てます。
おっと、日本舞踊はしっかり父母から受け継いだモノを伝えて参ります
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何だか久しぶり

2011-11-04 09:05:50 | 日本舞踊
気が付けば早11月ですね。ブログから遠ざかって1箇月も過ぎてしまいました。
9月の末にお世話になったI先輩が、治療の甲斐もなく亡くなってしまい、ぼーっとしてました。
もちろん普通に日本舞踊のお稽古をして、掃除して洗濯してお料理して、お酒も飲んでましたが、、、

国劇部の10学年先輩で、今の国劇桜友会があるのもI先輩のおかげといってもいいくらいの方です。
50周年公演では「助六」を纏め上げ、その助六、揚巻コンビで我が「鯉男会」にも
「三段目の道行」、おかる、勘平を出してくださいました。伴内、花四天も先輩方が勤められ、
毎日曜のお稽古の後は必ず、飲み会となり、お酒の大好きな師匠右之助さんやK先輩が酔っ払うので
それぞれタクシーに放り込むようにお願いしたり、あんまりいっぱいみんなで飲むので、お店の方に
「もう、止めたほうがいい」と止められたり、、、
理事会ではそっと御勘定を済ませておいてくださったり、江戸ッ子でした。
楽しかった思い出ばかりが頭に浮かびます。

帝国ホテルでの偲ぶ会はたいそうりっぱなものでしたが、お人柄を偲ばせる心温まる会でもありました。
学生時代、おかる、勘平を踊った奥さま(国劇部の先輩)とのツーショットのお写真に微笑んでしまいました。
奥さまに「お世話になりっぱなしで、、、」とご挨拶すると、私たちに「楽しいお時間を過ごさていただいてありがとうございました」
といって頂いて、恐縮でした。

先輩が大好きだった古典芸能を次世代にしっかり伝えるべく、今日もお稽古しましょう。
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