鯉男会に向けていよいよお稽古は佳境に入ってきました。お稽古用にいつもお振袖やお引きずりの着物、又立ち役には達付けという袴のようなものを借りて会までお稽古しています。今日松竹衣装から依頼していたお稽古用の衣装が届きました。着付けは私が担当しますが、これがかなりの重労働なんですよ。ふー
新宿産経学園で日本舞踊のお稽古を済ませ、買い物をして帰るとマンションの外からサイレンの音が聞こえます。それもどんどん台数が増えてる様子。我が家の火災報知機は鳴らないので内のマンションではなさそうです。玄関を出ると斜前のマンションの上層階の一部屋から炎が見えます。未だ消火活動が始まらず、今やっと消防車が到着したところだったのです。はしご車を伸ばしている間にミルミル火が燃え盛ります。ほんと早いんですねえ。つぶさに観察できちゃって、「対岸の火事」とはつくづく良く言ったものです。まもなく消火できてものの30分くらいの出来事です。詳しいことは分かりませんがせめて怪我人が居ないといいのですが、、、救急車は居なかったようなので大丈夫かなあと思っています。こんな寒い季節に焼け出されて住人の方はさぞ大変でしょう。ほんと火の用心です。
東京駅周辺の変貌は目を見張るものがあります。鯉男会に向かって日本舞踊のお稽古は佳境に入った感があるこの頃ですが、今日は完全なOFFなので、気になりつつチェックしていなかった新丸ビルへ出かけてみましたら、なんと全館休館日そんなのあるの?って感じなんです。仕方ないから隣の丸ビルへ行きました。ピアノの生演奏をやっていて好い雰囲気でしたが、ここは来た事あるので、、、ちゃんと調べてから行動すれば良かったです。さあ、明日から頑張りましょう
歌舞伎座昼の部にはつ乃さんと行って来ました。注目したのは「大蔵卿」です。何故って国劇部で学生が数年前に出すことになり、当時日本舞踊のお稽古に通ってきていた男子3人が主役だった為、立ち回りや所作を私も覚えて、通常の日舞のお稽古の後、右之助師匠の補いにお稽古したからです。懐かしかった!「そうそう」っと全編見ました。当時終わると夜10時にもなったことがありましたっけ。勿論播磨屋の大蔵卿は良かったけど、色んな思いでお客は見ているものなのです。私みたいなのはまあ珍しいでしょうけど。
今度の会で長唄「舞妓」を踊る二人はお仕事や学校で、お稽古時間が違うので会った事がありません。そこで今日が初対面でお互いをご紹介しました。こんなことはこちらも初めてです。というのもお一人が去年の4月に入門したばかりの方なので、浴衣浚いに出演してないし、普通ならお正月の踊り初めで門弟一同は顔合わせできるのでしょうが、今年は喪中で踊り初めはいたしませんでしたので、こんなことになった訳です。初回の合わせにしては2人合っていた方です。ほっ
4月の鯉男追善の会に出演してくださる赤坂の名妓です。今回は母鯉好と組んで「喜撰」のお梶、1月からお稽古にいらっしゃいました。「何十年前だったかこちらのお稽古場に来ました。赤坂の見番のお稽古に鯉好先生がいらしてた時、お腹に居たのがはつ子ちゃんでしょう?」んーそこから話は始まりますか。母がお梶を立って、私が喜撰を立ちました。ホント今回は組む踊りが多いですねえ。一人より組む方が日本舞踊としては難しさが増します。
新宿産経学園の日本舞踊のお稽古が始まり、清元の新年会の後、今日は清元のお稽古です。春にある舞台に向けて演目のおさらいをしていただきましたが、なまじ日本舞踊で聞き覚えがある「文売り」は自己流になってしまい、お稽古が大変です。さあ、明日は鯉好先生のお稽古があります。鈍ってないといいのですが、、、
さっきテレビで故杉村春子さんが「始めたことはやめちゃ駄目、続けなさい。」とピン子さんにおっしゃったそうです。本当に其の通りです。
さっきテレビで故杉村春子さんが「始めたことはやめちゃ駄目、続けなさい。」とピン子さんにおっしゃったそうです。本当に其の通りです。
新年最初の踊り初めは今年はいたしません。なんだか気が抜けたようですが、浮かれた気分ではないので仕方ありません。プライベートでは父が入院してからの恒例となった年末年始に母が我が家に泊まりに来て、一日は弟一家も我が家で顔合わせというのは止めて、母は年末だけ泊まりに来て一日は父の仏壇のある実家で集まりました。実家の台所は私が実家を出てから直したものなので、使い勝手が分からず義妹と一々母に聞きながらで、母には座っていてもらおうと思ったのですが、なかなか、そうもいきませんでした。
暮れに義母の喪中に付き新年のご挨拶は控えるとお葉書を頂いた清元の方の、今度は実母が亡くなり、今日が御通夜です。つい一ヶ月前の清元の勉強会に元気に来てくださっていたのに、、、はあー人間ってはかないものですねえ。
暮れに義母の喪中に付き新年のご挨拶は控えるとお葉書を頂いた清元の方の、今度は実母が亡くなり、今日が御通夜です。つい一ヶ月前の清元の勉強会に元気に来てくださっていたのに、、、はあー人間ってはかないものですねえ。
去年は父鯉男が鬼籍に入るというアクシデントに振り回されたような一年でした。今年は追善の会を来る4月13日に国立劇場でいたします。父が心配で迷って出てこないようにお弟子さんたちがきちんと踊れるよう、これから一所懸命お稽古していきたいと思います。