日本舞踊 西川鯉男 お稽古場

伝統芸能の日舞を楽しく学ぶお稽古場の雰囲気をお伝えしたいと思います。鯉絵の「独り言」も織り交ぜて、、、

父の面影

2011-12-23 00:07:06 | 日本舞踊
30年ぶりにMさんがお稽古にいらっしゃいました。懐かしく、直ぐに時間は昔に戻ります。まあ、お若くてお変わりないことも大きな要因ではありますが、、、日本舞踊をやってる人ってどうして皆若いのでしょう?
母にお稽古を付けてもらった後、私が初唄のお稽古をするのを見て泣き出しました???
すると「はつ子ちゃんの踊りを見ていたら、先生に似ていて、、、」
そう、父を思い出してくれて、泣いてくださったのでした。
私は父に似ているそうです。暫しお稽古場は涙、涙。飾ってある父のうかれ坊主の写真に「パパの事思い出して泣いてくださったわよ」と話かけました
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平成中村座

2011-12-14 23:35:04 | 日本舞踊
行ってきました、中村座。まさしく今日は12月14日討ち入りの日に「松浦の太鼓」を見ることになるとは、、、やっぱり中村屋はアドリブで「今日は何日じゃ?」と問いかけ其角が「12月14日にございます」と答え満員の観客から拍手を浴びてました。

思ったとおりの出来栄えで、菊之助の格別の綺麗さと玉三郎から学んだであろう研鑽ぶりや、勘太郎のきちんと勉強してきたからこその成長、このまま精進したら楽しみです。勘三郎が元気なのも嬉しく、気持ちよくさせてくれます。それぞれの親の芝居を見ているので重なったり、いやいや当代の方が良いかしら?など、歳重ねて見てきて良かった
私がまだ小さい頃、祖母が「15代目の綺麗さといったら、、、」とか「6代目の鏡獅子は見事で」とか「旦那(名人の三津五郎)の踊りは6代目が三社で加減してくれと頼むほどだったの」と言うのを聞いて、歳をとっている祖母が羨ましかったものですが、今や歌右衛門も先代の松緑も勘三郎も梅幸も辰之助も見てるのはお金で買えない財産です。歳を重ねるのってまんざらでもありませんよ
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補足

2011-12-11 23:54:30 | 日本舞踊
昨日、褒められて女は綺麗になる、、、と書きましたが、そういえば工事の方は一言も綺麗だなんて言ってませんでした。
ただ若々しいと言っただけだったのに、勝手に綺麗なんて付け足しちゃって、気分良くなってました。
ま、何でも良いですよ、一日気分良く暮らせれば、
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ウキウキ気分

2011-12-10 20:18:50 | 日本舞踊
お稽古場の上の住まいで小さな工事をすることになり、ほんのちょっと不自由な暮らしが2〜3日続いた鯉好先生は不機嫌です。もちろん大人ですからお稽古場ではいつもと変わらない丁寧な指導をしています。そんな折、工事をしている一人の方が「いやあ、私ももう74歳なので疲れますよ」と世間話を始めました。「あら!私より年下じゃないの。私は4才も上ですよ」「え!!60代かと思いました。するとあのお嬢さんはおいくつなんですか?」「50も半ばよ」「えええ!お二人とも若く見えますよ。やっぱり日本舞踊を極めてると違うんですねえ」素直な鯉好先生ですからこの会話ですっかりご機嫌が治りました。(ΦωΦ)フフフ…女は褒められて綺麗になるんです。
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今年も初唄のお稽古

2011-12-06 00:02:57 | 日本舞踊
早いものでもう、12月になり、来年の踊り初めで踊る「西川流初唄 道しるべ」のお稽古を始めました。
今年は震災という大きな出来事があったため、格別月日が早く過ぎたようで、また辛かった分長かったようでもあり、、、
来年は良い年になるよう思いを込めて、初唄のお稽古に打ち込みましょう
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