小浜逸郎・ことばの闘い

評論家をやっています。ジャンルは、思想・哲学・文学などが主ですが、時に応じて政治・社会・教育・音楽などを論じます。

特別シンポジウム開催のお知らせ

2015年03月20日 19時24分02秒 | お知らせ
特別シンポジウム開催のお知らせ



『繁栄の絶対法則』(3月7日[土]発売/本体価格1500円[税別])の発刊を記念して、シンポジウムを開催!
『Voice』特別シンポジウム『日本の資本主義は大丈夫か――グローバリズムと格差社会化に抗して――』

 国際社会はいま、どこを向いても新自由主義とグローバリズムの席捲と、その爪痕が残した惨状に新たにどう立ち向かうかに苦慮しています。これは金融資本主義が行き着く末路を象徴しているのかもしれません。EU域内のテロ問題や移民問題、ウクライナ問題、ISIL問題、アメリカの格差問題、東アジアにおける中国の侵略圧力など、一見単発的に見える多くの政治的危機が、すべて金融資本主義が過度に進行した流れの必然という同じ根に発するように思えてなりません。
 もし日本がこの資本主義の危機を克服しうる独自のモデルを少しでも示せるなら、それは世界の金融資本主義の暴走を食い止めるヒントを提供することができるでしょう。
 本シンポジウムでは、このような問題意識に基づき、小浜逸郎(批評家)、『繁栄の絶対法則』著者の三橋貴明氏(経済評論家)、中野剛志氏(評論家)の三人で、資本主義の未来について議論いたします。

【日時】2015年5月15日(金)19:30~21:30 (19:00開場)
【場所】PHP研究所 2階ホール
      住所:東京都千代田区一番町21東急一番町ビル ※地図
      地下鉄半蔵門線「半蔵門駅」5番出口すぐ上
【参加費】2,000円
【定員】先着150名 ※席に限りがございますので、お早めにお申し込みください。
★お申し込みフォームhttp://peatix.com/event/79834
★キャッシュバック特典★
三橋貴明先生の『繁栄の絶対法則』(弊社刊)を当日会場にご持参いただくと、その場で500円をキャッシュバックいたします。

【登壇者プロフィール】
●小浜逸郎(こはま・いつお)批評家
1947年、横浜市生まれ。横浜国立大学工学部卒業。2001年より連続講座「人間学アカデミー」を主宰。家族論、教育論、思想、哲学など幅広く批評活動を展開。現在、批評家。国士舘大学客員教授。著書に、『日本の七大思想家』(幻冬舎新書)、『なぜ人を殺してはいけないのか』(PHP文庫)など多数。

●三橋貴明(みつはし・たかあき)経済評論家
1969年、熊本県生まれ。東京都立大学(現・首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業、NEC、日本IBMなどに勤務ののち、2008年、中小企業診断士として独立。株式会社経世論研究所所長。近著に、『2015年暴走する世界経済と日本の命運』(徳間書店)、『繁栄の絶対法則』(PHP研究所)などがある。
■ブログ「新世紀のビッグブラザーへ」
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/

●中野剛志(なかの・たけし)評論家
1971年、神奈川県生まれ。東京大学教養学部卒業後、通商産業省(現経済産業省)入省。2000年より3年間、英エディンバラ大学大学院に留学し政治思想を専攻。11~12年春まで京都大学大学員工学研究科准教授。イギリス民族学会Nations and Nationalism Prizeを受賞。著書に、『資本主義の預言者たち』(角川新書)、『世界を戦争に導くグローバリズム』 (集英社新書)などがある。