5月11は東京で100名弱の先生方が、7月6日は大阪で124名の先生方が集まって「不妊症周期調節法」の基礎知識を日本中医薬研究会の先生方にご紹介する「プレ専門講座」が開催されました。
研究会の中医学講師である河野先生は、中国で「周期療法」が生まれた経緯と基礎理論のお話しをされ、私は子宝相談の中でも思い出深い3症例
1.子宮外妊娠を重ねて両卵管切除と抗精子抗体がありながら妊娠、双子を出産の方
2.不妊治療14年目、顕微受精17回目でようやく妊娠した方
3.子宮外妊娠から筋層内妊娠をへてようやく妊娠出産された方
の考え方を紹介しました。
子宝相談を始めてお客様との信頼関係やお店がどの様に変わったかなどもお話ししました。また、長崎の会員有志で作成したお客様への説明に使う「子宝チャート」の解説などもしましたが、先生方は最後まで熱心に耳を傾けておられました。
終了後、個別の症例相談もありました。これから「周期調節法」に取り組んでいく薬局・薬店が徐々に増えていくことでしょう。受け皿が増えていくことで、不妊症でお悩みの方に、心と体にやさしい「周期調節法」があることをもっと多くの方に知っていただきたいし、ファーストチョイスとまでは行かなくてもセカンドチョイスくらいにはなってほしいと思います。そのために頑張ります!