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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

アップルパンチ(外崎修汰)

2020-09-13 21:53:46 | 他スポーツ
西武ライオンズの試合はレッズと同じ時間だったので映像は最後のちょっとしか見ていませんが、西武は初回の外崎修汰のソロ本塁打の1点を、松本航、平良、増田の継投で守り抜いて1-0という辛勝を収めました。サッカーより野球の方が点が入らないという不思議な日ですが、今日はソロ本塁打の外崎修汰をネタにします。

外崎は実家がリンゴ農家ということで、ファンは「外崎リンゴ園」のマフラーを掲げることもあり、ファン感謝祭ではその農園で取れたリンゴが売られています。ファンはそのパワフルな打撃を「アップルパンチ」と呼びます。今季はここまで5本塁打と、昨年が26本塁打だっただけにやや物足りないですが、ようやくいいところで出てくれました。

外崎は青森県の弘前実業から、岩手県の富士大学に進み、西武にはドラフト3位で指名されて入団してきます。当初は内野手としての期待で、中島がFAでメジャーに行って以来適任者がいなかったショートでも使われましたが、入団2年目までは打率が1割台ということもあって一軍定着はなりませんでした。

ブレイクしたのは3年目の2017年です。当時、同様に課題のポジションだった右翼手へのコンバートを打診されます。本人はそれまでの野球人生で外野手はやったことがなかったという、驚くようなコンバートですが、もともと身体能力が高く足が速いこともあって、打球の反応さえ慣れれば外野手をこなせるポテンシャルは持っていました。その年に135試合に出場し、ポジションを確保します。

昨年は、外崎が二塁手と外野手の両方の準備をしてキャンプに臨むという、チームとしては便利な起用が可能になり、二塁手の山野辺と右翼手の木村文紀がポジションを争うという好循環ができました。外崎は浅村がFAで抜けた二塁手に回ることになり、最初は1割台で辻監督が我慢して起用していましたが、その信頼に応えて打率も2割7分まで上げ、26本塁打をマークしました。

今季は、いろんな打順で起用されています。今の一番は、これまでいろんな選手を試したものの適任者がいなかった打順で、ある程度打率がある外崎なら出塁を期待することもできます。残りのペナントレースは1か月半ほどですが、最後は形を決めてペナントレースを面白くする期待をしています。
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負け試合を拾う(9/13札幌対浦和)

2020-09-13 21:28:33 | 浦和レッズ
今日の浦和のアウェイ札幌戦は、4-3という点の取り合いを制した浦和の勝利に終わりました。もっとも、内容を見るとよくこの負け試合を拾って勝ちに持ってこられたと思うほどです。シュート数札幌25本、浦和8本、CK札幌15本、浦和1本というデータが示す通り、札幌がセカンドボールを何度も拾って浦和は跳ね返すという展開の試合でした。

もっとも、序盤戦は浦和の好内容でした。札幌が攻めに出るために高いラインを引いているのを利用して、興梠や杉本をロングフィードからDFラインの裏へ走らせる攻撃が機能していました。GK西川のフィードを興梠が独走したのは興梠が外しましたが、関根の突破をチャナティップが倒してPKになり杉本が決めると、さらに岩波のフィードを杉本が受けてGKの股を抜くシュートで、浦和は前半21分で2-0のリードを奪いました。

しかし、それからの浦和は苦しみました。札幌が右アウトサイドのLフェルナンデスにボールを集めて、岩武のところを集中的に仕掛けてきた攻撃が当たり、浦和はクロスを何本も浴びてCKに逃れるのが手一杯の前半戦でした。その苦戦ぶりはスコアにも表れ、Lフェルナンデスのクロスをジェイが頭で合わせて1点返すと、さらにCKからまたもジェイの頭に合って2-2の同点に追いつかれます。

また、この日の浦和は攻めてもそれを完結できない場面も目立ちました。攻撃を仕掛けて、それが合わないところからカウンターを食らい、それが札幌の連続攻撃につながる悪循環は続き、何本も取られたCKが、杉本のオウンゴールという結果で2-3とビハインドを追うことになりました。浦和のいいときの2ラインを保つ前に、札幌に攻められた故のこの劣勢でした。

試合はそのままでは終わりませんでした。浦和が汰木、マルティノス、レオナルドを途中から投入し、彼ら交代選手が札幌のDFに思い切って仕掛けたからです。レオナルドがカウンターから1本シュートを放ち浦和の唯一のCKを得ると、そのクリアボールを汰木がクロスを上げ、中央の槙野に合って3-3の同点に追いつきます。

それからはどちらにゴールが入る可能性もあった試合ですが、ロスタイムの最後の4分、マルティノスが札幌DFに仕掛けてマイナスのクロスを上げると、中央に詰めていた柴戸が押し込んで浦和は最後の最後でこの負け試合をひっくり返すことに成功しました。内容は決して褒められた試合ではないですが、交代選手が機能したところはベンチも含めて皆で戦っているというところは見せた試合だったかなと思います。
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