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Kobby loves 埼玉&レッズ

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思い切った主力出場(3/7ルヴァン杯名古屋対浦和)

2018-03-07 22:58:21 | 浦和レッズ
今日のルヴァン杯名古屋戦は、4-1で浦和の圧勝に終わりました。堀監督は、おそらく広島戦の内容の悪さに相当の危機感を持ったらしく、この名古屋戦でベストに近いメンバーを起用してチーム状態を上げに行きました。槙野や興梠が出場したのは相当の驚きでした。その意図は当たり、興梠が2点、新人の荻原が2点を取って前半で決着をつけました。

名古屋としては、浦和のこの豪華メンバーは想定外だったのでしょう。両SBが若手という名古屋のDF陣は、サイドから送られる浦和のクロスを止めることができず、容易に興梠に競り負ける場面を作られました。また、コンパクトに引きたかった名古屋の2ラインは、バランスが悪くアンカーの青木に圧力がほとんどかかっていませんでした。

浦和にとっては、多くの収穫がありました。まずは荻原です。18歳という年齢もあって、まだ体力的には出来上がっておらず終盤には足がつって一人少ないのに近い状態を作られてしまいましたが、それでも2ゴールという結果は立派です。プレースタイルはスピード型で、特にカウンターに思い切って走り込める能力は買えます。2点目のシュートでは、後ろからのボールをダイレクトボレーで叩く、難しいシュートを決められる技術もいいです。

また、李の右FWもゴールという結果こそないですが、使えるめどは立ちました。ここのポジションはなかなか専門家がおらず、浦和の4-3-3はウイングサッカーなのにウイングタイプがいないジレンマがありましたが、李はもともとはスピード型なので、縦のパスに追いついてくれる感覚を思い出してくれました。

4-3-3は中盤が難しいポジションです。理想はアンカーがしっかりバイタルエリアに鎮座して、両サイドがバランスを取りながら上がるべきときは上がるという微妙なさじ加減が要ります。この日は名古屋の中盤が青木のところに取りに来なかったので、青木から出したパスから長澤や武富はフリーでボールを受けられました。

ルヴァン杯とはいえ、勝つ感覚を思い出したこの勝利は大きいと思います。長崎戦に、このメンバーの多くが出場するものと思いますが、縦に出してどんどんスペースを狙う、浦和のいいときのサッカーを思い出して攻めて勝って欲しいと、長崎戦に期待しています。
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