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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

サンウルブズ対レベルズ

2018-03-10 18:08:16 | 他スポーツ
先週土曜日に秩父宮ラグビー場で行われた、スーパーラグビー(SR)のサンウルブズ対レベルズ(豪州)のビデオも見ていました。この試合は17-37というサンウルブズの惨敗に終わった試合でしたが、前半だけは10-10とある程度試合になっていました。それは、いくつかの要因が考えられます。

この日のサンウルブズには負傷者が続出しました。CTBのラファエレ、WTBの山田と負傷者が出たので、ベンチにいたバックスの控えの選手を早々と使い果たしてしまいました。そのため、本来フランカーの徳永を左のWTBで起用する、苦しい布陣を強いられることになりました。それでも、東海大の野口など、新しい戦力が前半はある程度機能していました。

レベルズは、バックスが後ろで持つと、ハイパントを多用してきました。これをサンウルブズが処理できないと一方的な試合になりますが、ハイパント自体にはある程度対応できていました。しかし、サンウルブズの敗因を挙げるとするなら、ラインアウトの獲得率の低さと、大事なところで出たノックオンでした。

特に、前半はいい位置でのラインアウトを多く得ていたので、これが相手ボールになってしまう「もったいない」場面が多かったことは否めません。今のラインアウトはほとんどがサインプレーで、獲得率は100%近くを期待されるプレーですが、この日のサンウルブズは半分近くは失っていました。

また、ノックオンで与えた相手ボールのスクラムが、最終的には致命傷になりました。相手SHは豪州代表80キャップを誇る、豪州の中心選手で、彼を起点としたサインプレーからうまく「だまし」のテクニックを使ってフリーの選手を作り、最後はWTBが一人フリーになっているという、サンウルブズとしてはどうしようもない場面を作られてしまいました。

今季のレベルズは他チームからの移籍選手を加えて強いと聞きます。SRのチームには、代表より強いチームもあるという評判です。そんなチームに、ベストを出して向かっていきたかったサンウルブズが、ミスから敗れたのは残念です。それでも、HCジョセフは、「SRはマラソン、代表戦はスプリント」と表現しています。少しずつでもできることを増やして、無駄な試合は一つもないくらいの気持ちでプレーして欲しいものです。
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悪い取られ方(3/10長崎対浦和)

2018-03-10 17:38:55 | 浦和レッズ
今日の浦和のアウェイ長崎戦は、1-1の引き分けに終わりました。初昇格の長崎相手なら、アウェイといえど勝ち点3がどうしても必要だった試合だったので、サポーター的にはブーイングの試合です。その結果を生んだ理由として、ボールの失い方が悪かったことが挙げられます。

浦和は広島戦を足の筋肉の張りで欠場した柏木が戻ってきましたが、ルヴァン杯で結果を出したメンバーでなく、開幕戦のFC東京戦と同じメンバーに戻してきました。結果的には、この堀監督の迷いが、勝ち点3を逃した大きな要因だったと思います。もちろん、内容が相当悪かった広島戦からはある程度改善も見られています。

柏木の復帰で、これまでサイドに頼ってばかりだった浦和の攻撃に、縦に走るオプションが加わりました。ウイングタイプではない武藤が、中に入って受け手として機能させようとした修正もあります。しかし、この日の浦和は、右FWのマルティノスのところがブレーキになってしまいました。マルティノスのところは、長崎も狙っており、左アウトサイドの翁長のほかにあと一枚援軍を向けていました。

そこでマルティノスがキープできなかったことが、このゲームを苦しくしました。マルティノスを生かそうと、右SBの遠藤航も前に出ているので、そこで取られると長崎のカウンターの餌食になります。結果的に失点となるPKを献上した遠藤航も、取られ方が悪かったことが負担になったとも言えます。

しかし、思い切ってマルティノスを下げた堀監督の采配は、当たりました。ウイングには不向きのズラタンを代わりに投入しましたが、そのズラタンが運動量の多さを見せて広い範囲をカバーしました。かつてはW杯南アフリカ大会でスロベニア代表として出場しゴールを決めているズラタンの、プロ意識が同点ゴールとなったヘディングシュートという形で結果になりました。

もちろん、この勝ち点1で満足している人は浦和には誰一人いないと信じたいです。ここで、選手変更などの何らかの動きを見せないと、このメンバーでは厳しそうだと感じています。早いうちに手を打たないと、最悪残留争いをする恐れもあるのではと、先行きが心配になってきます。
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